通訳案内士のすべてがわかる本
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今、人気急上昇中の「通訳案内士」ですが、試験は英語だけでなく、日本の地理や歴史、一般常識など範囲が広く、どこから手をつけていいのかが初めて受ける受験生の悩みどころです。
本書の最大の特徴は、独学で通訳案内士試験に一発合格した著者のタニケイが他の合格者の体験談も交えて、試験対策をお伝えしている点。「通訳案内士」試験の詳細情報から、最新過去問の分析、効率的に勉強をして試験に合格するまでの方法や試験免除を狙う裏ワザを紹介して、合格までのお手伝いをします。
本書は特に、
(1)忙しいけれど隙間時間をうまく活用して、独学で試験に合格したい。
(2)自分の成長のために、また外国人との交流を楽しむためにガイドをやってみたい。
(3)どのようにガイドの仕事を始めればいいか、どうキャリアを積んでいけばいいかを知りたい
といった方におすすめです。
過去問を例にとった具体的な対策や、おすすめテキストなど、通訳案内士受験を考える方にとって有用な情報がたくさん盛り込まれています。また、通訳案内士合格後の仕事の始め方や、自分でオリジナルのツアーを企画してゲストを見つけることができるサイトなどもご紹介します。
付録では、現役通訳案内士へのインタビューを通して、ガイドとしてのキャリア形成の仕方を紹介しています。仕事としてガイドをするのは業務の幅が広く、時間や体力が必要です。そんなガイドの仕事を子育てや本業と両立させながら働いている方々の生の声をお届けします。
その他にも、資格を持っていなくても、ガイドとして外国人と交流したい、日本の良さを世界に発信したい、という方向けに、おすすめのボランティアガイド団体、ガイドの始め方、カウチサーフィンなどのマッチングサイトを活用した外国人旅行客との交流方法の紹介もしています。
近年の訪日外国人観光客の急増や、2020年の東京オリンピック開催をうけて、英語で観光案内できる人材の育成が望まれており、2013年には通訳案内士試験の免除基準が大幅に緩和されました。何か誇れる資格を得たい、英語力を高めたり教養を身に付けたりするための勉強の目標が何か欲しい、いろいろな国の人との交流を楽しむことを目的にガイドをしたい、と思っている方は、ぜひ本書を読んで、「通訳案内士」を目指してみてはいかがでしょうか。
※2016年8月21日に行われた、平成28年度の筆記試験の内容と分析結果を追記しました(一部の試験問題を掲載しています)。
【目次】
第1章:通訳案内士試験について
1. 通訳案内士試験とは
2. 試験概要
第2章: 筆記試験の出題内容と対策
1. 英語
2. 地理
3. 歴史
4. 一般常識
付録1 世界遺産一覧
5. 筆記試験免除のアドバイス
6. 参考情報
第3章: 口述試験の出題内容と対策
1. 通訳問題
2. プレゼンテーション問題
付録2 通訳案内士合格者の学習法(アンケート)
第4章:ガイドの始め方
1. 試験合格後からガイドとして働くまで
2. 通訳案内士団体の紹介
3. ガイド経験を積む
付録3 現役通訳案内士インタビュー
【著者紹介】
谷口 恵子(タニケイ)
英語学習を楽しくする!ワクワク英語学習コーチ:
TOEIC 980点(リスニング満点)、通訳案内士
2002年東京大学法学部卒業。日本オラクル、ソニーを経て、現在プチ・レトルCDO兼英語学習コーチ。著書「仕事で使える英語フレーズ」「英語耳を作るシャドーイング」シリーズなどをAmazonで発売中。
英語を身に付けて夢をかなえたい、という方々を英語学習コーチとしてサポートします。
私自身、留学経験はなく、日本でいくつもの英会話スクールに通ったり、独学でeラーニングなどを利用して、試行錯誤しながら英語を学んできました。その中で実際に効果があった方法を、楽しくセルフトレーニングが続けられるような形で、たくさんの方々にお伝えし、「英語学習難民」を減らしていきたいと思っています。
また、仲間とモチベーションを高めあって英語を学び続けられる場を作り、英語学習を楽しめる人を増やすため、スピーチ練習のためのワークショップや、映画を使ってナチュラルな英語フレーズを身に付けるサークルなども主催しています。
英語は1人で苦しみながら勉強するものではなく、楽しいものです。英語ができるようになると、世界が広がり、選択肢がぐんと増えます。ワクワク、楽しく、一緒に英語を学んで、あなたの夢をかなえましょう。