主人公の医者、小山内桐人がモンモウ病という顔やカラダが犬になる病気にかかり、様々な体験をすると言うものがあらすじです。手塚氏の中ではちょっと重めの話だと思います。
違うものを恐怖し排除するという人間の性向、そして信じていた人間の裏切りにより、小山内は人間、自己不信に陥ってしまいます。その中で出会った人に教わるあきらめない姿勢、前向きに生きることの大切さはすがすがしく感じられます。