骨格から捉えるアプローチは良い
★★★★☆
目次がまだ無いようなので参考までに記載します。
大切な家族の一員であるペットを描けたら・・・
そんな夢を実現してみましょう─002
お座りをしているイヌを描きます─002
よく見かけるイヌの全身表情を描きます─004
タマオの一日を描きます─006
はじめに─010
第1章
動物とヒトの「同じところ、違うところ」─011
動物とヒトの同じところ─012
1.身体を外側から見てみよう─012
2.身体を内側から見てみよう─013
動物とヒトの違うところ─016
1.鎖骨(さこつ)の有無─016
2.四足で歩く─018
3.眼の位置─020
4.頭の形─021
5.眼の形─022
6.足先の形─024
第2章
イヌ、ネコを描いてみよう─025
画材と使い方─026
1.描く前に道具をそろえよう─026
2.肩の力を抜いて、線の練習をしよう─027
3.タッチのいろいろ─028
4.制作プロセス─座っているコーギーを描く─028
光と陰(カゲ)による効果─032
明度で表そう─032
動物を光と陰で立体的にとらえる─033
陰の調子は全体のバランスを見てつけよう─034
光と陰でさまざまな表現が可能─035
デッサン人形を開発しよう─036
1.前足と後足のつき方をとらえる─036
2.骨+筋肉で、デッサン人形の完成─038
3.正中線をとらえる─041
4.骨で動きをとらえて、肉づけで形を描く─043
デッサン人形を使って実際に描いてみよう─044
1.走るイヌ─足を曲げた動き─044
2.走るイヌ─足を伸ばした動き─045
3.落下するネコ─くるりと回転する動き─046
4.ネコのさまざまな動き─048
プロポーション─050
1.全身─050
2.顔─051
3.プロポーションの変化─052
4.年齢による身体と顔形の変化─054
質感の表現─眼の輝きと毛並みの描き方─056
1.眼の描き方─056
2.毛並みの描き方─060
さあ、描いてみよう─066
お座りポーズの特徴をとらえる─070
第3章
イヌやネコの、いろいろな表情、いろいろな種類─071
コーギーの12面相─072
イヌ科動物の種類と表情─074
1.いろいろな種類と面白いしぐさ─074
2.全身で表情を表す─081
3.イヌとその親類─084
ネコ科動物の種類と表情─092
1.ネコの可愛いしぐさ─092
2.ネコとその親類─094
第4章
いろいろな動物たち─109
動物の身体と特徴をとらえる─ちょっと面白い豆知識─110
身体の部位ごとに比べてみよう─112
1.口の周辺─112
2.眼のいろいろ─116
3.鼻─118
4.耳─120
5.牙・角(つの)─124
6.尾─126
7.足─130
歩く・走る─134
1.並足(なみあし)─134
2.速足(はやあし)─136
3.駆足(かけあし)─138
4.ジャンプ─140
イヌ・ネコ以外の動物たち─142
1.ゾウ─142
2.ラクダ─144
3.カバ─146
4.サイ─147
5.ウマ─148
6.クマ─156
7.可愛いアイドル─161
8.ヒトに一番近い仲間─162
9.キリン─164
10.変わった姿の動物─165
11.角を持つ仲間─166
12.リス・ハムスター─170
13.キツネやタヌキと外見が似ている動物─171
トリ─172
1.身体の構造─172
2.翼の構造─174
あとがき─176
動物の描き方で骨格などを重視したものは他にもありますが、
犬・猫と身近な動物に絞っているので親しみ易いと思います。
専門用語も極力、使わないように配慮され、
実際の制作段階では簡易の骨格を意識するよう促しています。
あと、歩き方や走り方を前や横から見た絵や
足運びのポイントを解説していて面白いです。
また、筆者は「講談社フェーマススクールズ」で
絵の描き方を学んだそうで、画風はリアル路線です。
以下の本も参考になると思います。
「動物画の描き方―生き生きと描く秘訣」
「動物の描き方」