ここ最近、水商売に学ぶ本を読んでいますが、
蝶々さんならではの、視点でしたたかにおもしろい。

女の自分磨きはもちろんのこと、
男性が女性視点を学ぶこと、人生をうまく活用していく方法
などを学ぶのにも良いかも。

想定以上にしっかり読まれたほうが良いと思います。

自分がよくわかっている人だなあ。
カッコウによって近寄って来る男も変わる。
当然だけどこうも違うと改めて思った。
作者は頭がよく、見る目もある、初心者からすぐに売れっ子になったんだと思う。
モテ女の人生学がつまってる。

そういう生き方をしたい人には良いでしょうけど
銀座のノウハウなんて夜の世界以外では通用しない、これがセオリー。
通用しているのなら、それは女を使っているということ。
どんな人でも銀座風に振舞えばうまくいく♪わけない。

前半は自画自賛タイム満載で苦笑しちゃう部分もありますが、それだけ自分に自信がある、ということで中盤以降の実践などはなかなか納得できる部分、役に立つ部分がいっぱいあります。
自分の今の男性とのかけひきにすぐにでも使えますよー。


特に「読者から反感を買わないように」、といった部分、非常に気を使っている一冊なのかな？とも感じました。

現実的な話ですが、蝶々さん最近、かなりのペースで本を出されていますね。
一人でこんなに書けるものなのかなあ？？って人ゴトながら心配します。

中身はいつもの蝶々さん節です。
しなやかに、タフに、でも女性らしさは忘れなければ男性にもてますよー、という内容。
書いてあることは、確かに「女性」として（「人間」として、も含むのかな・・・）生きていくうえで、ある意味まっとうではあるし、
本に書いてある内容を真似していれば、今までより人間関係もスムーズになるということは、よーくわかっているのです。
ですが、これまたいつもの自画自賛が多すぎて、正直げんなり・・・。
ご自分が実践したこと、体験したことの結果（＝自分はもてる）をハウツー本として発表しているので、
ある程度は仕方がないとは思うのですが、せめてもう少しその手の内容を減らしてくれていれば、読み手も素直になれるのですけどね。
（それ以前に、私は「異性にもてる」という評価は、他者から言われるべきであって、本人が声高に言うものではないと思うのですが・・・）
ご自分の書いている内容に酔っている感じもしたので、もう少し客観的かつ冷静な文章で読みたいものです。
むしろ、蝶々さんが銀座のクラブで感じたことや、蝶々さんの魅力等を、第三者がまとめて本にしてくれたほうが、まだ説得力はあったかも？