載ってる表現は高校生でも知ってるようなものもあり、想定してるレベルはタイトル通り、初めてビジネス英会話に触れる人でしょう。
私は基本的な会話表現の確認にこの本を買いましたが、フレーズごとに一言加えてある説明で、見出しの表現に似たものを挙げていてくれたり、ニュアンスについて教えてくれたりと、こういう説明が多かったことはいい収穫になりました。
20個程度のcoffee breakも勉強になりました。
構成としては、一言の紹介、その一言を利用した2~3行の会話、そして簡単な説明数行です。帯の説明によると、227個の表現が載っているそうです。同じ「言いたいこと」に対して、より丁寧な言い方や、ラフな言い方が、紹介されています。
例文から見て、レベル的には、初歩なのでしょう。
電話を取って「英語ができる人間に代わります」とか、「粗茶ですが」とか、笑える(!?)表現も結構ありました。
また、巻末には付録として、「見積依頼」とか「クレーム」などのフォーマットが、10数個ついてます。