ものづくりに係わる人にもお勧め
★★★★☆
地方で機械製造業を営んでいるが、他の製造業の方々の仕事が知りたく購入した。 先ずは、それぞれの分野で工夫を重ねていることに、感動を覚え、また叱咤激励されたようでもある。
小学校の高学年の子供であれば、読める内容であり、モノづくりの面白さに触れ、将来の日本の製造業の担い手にでもなってくれれば嬉しい。
そして、勿論モノづくりのプロも感じるところのある内容であるし、モノづくりと関係のない大人も雑学として面白く、また、生活で触れる製品の製造プロセス等が都度頭に浮かべば楽しみも増えよう。
この技術が廃れることのないように…
★★★★★
日本のモノ作りの技術の高さは、日本のジョークで数多く
取り上げられているほどレベルが高い。
なのに、世界中で少しずつ「良い日本産より安い他国産」に
なっていく現状もある。
これほど悲しいことはない。
この本を読み終えて、「これが社会の教科書だったら
日本ってすごい!」ともっと子供達に思ってもらえるん
じゃないかなぁと思った。
バット一つにしても「機械生産なんだろ?」と思っていたら
手作業で仕上げていたとは。
ラッピング広告は痛車にも使われている技術だと初めて
知りました。
ちなみに機械すら越えて、ミクロン単位を手作業でこなせる
職人さんも沢山日本にはいる。
まだまだこんなもんじゃないよ、という、現場の声が聞こえて
きそうな一冊だ。
工場内部をのぞき見です
★★★★☆
工場の中のリアルな写真がたくさんのっていますね。現場で作業している方の様子、自動化でどんどん生産する機械、職人さんのすごい技。世界一受けたい授業に出てる中村智彦先生の、大人の工場見学ってところでしょうか。この本にのっていない工場ものぞいてみたい気がしました。
写真でなるほどわかります
★★★★★
原料からものができあがるまでの工程をそれぞれ写真で紹介し、さらにおもしろい点、注目どころをのせてあります。マニアじゃないのですが、リカちゃんのメイクやヘアスタイルの設定書、ファッションのデザイン画は、仕様が細かく書かれているのを見てさすがになるほどでした。トイレットペーパーのパルプをすく水流のスピードは100キロもでてます。でも体操競技用の平均台ものっています。なぜ?ずっと木材と思っていたのに実はアルミ製で丁寧な手作りです。いろいろと見ていくとおもしろいです。
ものづくりの皆さん頑張ってください
★★★★☆
ガンプラの金型が見たくて買ったのですが、自動イカ釣り機のイカを釣り上げる仕組みがすごくおもしろかった。真面目にコンピュータ制御なんですが、イカの体がちぎれないようにするマイコンのプログラムとかあって仲間内でトップになったとか。大間のマグロ1本釣り船もほとんどこのメーカーの機械らしいです。あと、からくり時計の製造工程もありましたね。意外にかまぼこも面白かったです。小田原の鈴廣です。