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日本が教えてくれるホスピタリティの神髄

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 祥伝社
Amazon.co.jpで確認
ザ・ペニンシュラ東京総支配人が、ホスピタリティを語ります ★★★★★
「おもてなし」は、考えるのでなく、感じるものだとは思いつつ…
「おもてなし」について読んでみた。

サービスのありかた・価値観についての金言が並びつつ、
ビジネスとして成り立たせる仕組み・工夫にも言及があり、
サービス業の経営者にも役立つ内容になっています。

日本のサービス業の現状は、人に頼る部分が多くなっています。
何かあると、人が注目され、糾弾されてしまいます。
人の働きを支援する仕組みを作りたいものですね。

印象的なエピソードといえば、こちら。
「来日客は日本的なものが見たいから**へ案内する」
さて、どちらでしょう?
現在求められているラグジュアリー ★★★★☆
出張でもよくホテルに滞在しますが、プライベートで選ぶホテルにはとても拘り、
やはりサービスを受けるーーホスピタリティーーというのは非常に大切なポイントだと思ってましたので、
この本のタイトルに惹かれて購入しました。

【現代が求めている「ラグジュアリー」は、金ぴかの蛇口や派手な車に代わって、「シンプル」「本物」と定義
されているようになった。それは、、】作者が静かに主張されていることの一つですし、
やはり世情を見ている方です。

【朝に届く新聞の置き方にクレームをされたお客様から学んだ事】などは、ホテルで就業する人間しか分からない
事情でしょう。

話題になっているホテルの総支配人という立場の方が書かれたので、
文そのものにも読者を『おもてなし』するような感じです。

当然辛辣には書けないでしょうが、次は他の作者名でトップから見た一流ホテルの裏話的なことも
書いて頂けたら面白いかもしれません。