難易度が高い型紙
★★★★☆
ブライスの型紙が目的で購入しました。
プッペン・ドリーム、注目されていましたね。
これまで出版されてきたこのシリーズの中では
やはりいちばんお人形さんらしく、
くせのないストレートな可愛らしさがあって
私も一目でとりこになりました。
型紙は、ぱっと見
パーツも少なく、わりあいシンプルなのですが、
縫製の難易度は少し高めだと思います。
きちんと感(クラッシックな雰囲気)を出すために、
胸にダーツを入れていたり、
肩山がとても高かったり、
裏地がついていたりと本格的。
型紙としての完成度が高い、という印象です。
これがもし人間のサイズの服だったとしても
きちんと仕上げようとすれば
難しい技術がいるだろうな、というものが
散見されました。
※ といっても、「リアル・クローズ」ほどの難易度ではないので
ああいった手の込んだものもこなしてしまう方なら
まったく問題はないと思います。
推奨されている素材は、
化繊系の縫いにくいものが多いので、
初心者の方にはあまりおすすめできません。
でも、たとえば、薄手の生地なら
綿ローンなどの素材に変えてトライしてみるといいと思います。
ということで、ビジュアル面を含め
内容的には非常に満足のいく本だったのですが
素人のとっかかりやすさという点から見て、★4つをつけました。
ブライスがかわいい
★★★★★
ヴィンテージブライスがモデルさんに出ていて、本当に可愛い。
お洋服も、シンプルな形の良いパターン。
一着セットで作りましたが、作り方自体はシンプルです。
シフォンでシャツとか?(・・;)私には無理なので綿ブロードにしましたが。
可愛い写真を眺めながら自分が好きな布を用意してチクチクすることを想像すると楽しいです。
初心者には向かないと思う
★★★☆☆
基本的に型紙さえあれば、説明を読まなくても作れる人向け。
この本を最初目を通したとき、
初めて裁縫する人がこの本を買ってしまったら、
全く意味がわからないだろうなぁと思った・・・
内容的には、可愛いワンピやブラウスが載ってて
満足しました★
懐かしいかわいさがつまっています
★★★★★
こどもの頃よく遊んだお人形が着ていたような、かわいらしい服がたくさん掲載されています。
"ワンピース"よりは"ドレス"と呼ぶほうがしっくりくるデザインのものが多く、momokoやmisakiのようなリアルクローズの似合うドールよりは、ブライスやベッツイーの方がより魅力的に見せています。
パターンはブライスが12種、momokoが8種、ベッツィーが4種、でこニキとmisakiが各1種。
まだ実際にこの本の型紙で制作をしていないのと、トップスがかっちりしている形のデザインが多いので微妙なところですが、経験上ブライスの服をmomokoが着ることはできますし(スカート丈なんかはもちろんかなり短くなりますが)多少のシルエットの違いはあれどブライスとベッツィーはほぼ同じものを着られるのでいろいろなパターンを楽しめそうです。
今までのドール・コーディネイト・レシピと同じく、写真がとても素敵です。
服を作らない方も、ロシアとか東欧のかわいいものが好きならこの雰囲気は気に入るはず。
リアルクローズの対極
★★★★★
お人形さんらしい洋服の型紙、これまでのドールズコーディネートレシピを見てきた中で一番強く感じました。
グラフィック社のdollydolly20号で紹介されたプッペンドリームの服が
とても気になった私は買って大正解でした。
服や型紙そのものは、もしかしたら他の本で登場した服を応用したら
作れるものもあるかな、とは思いましたが
パッチワーク用にカットされた端切れで、これまでの本の型紙で作ったら
非常にダサくなってしまいそうな柄の合わせ方が
レトロな雰囲気としてとてもかわいらしく見えます。
物によりますが、型紙の応用で作れる幅が広そうに思えました。
作品をまだ作っていないので、見ただけですが
作り方の図解、型紙のページの配置はこれまでよりずっと見やすくわかりやすくなりました。
表紙も、本の作り方も、字体も図解のページも全体としてプッペンドリームのイメージを壊さないようまとまっていることも評価したいです。
難を言えば、おでこちゃんとニッキの型紙が2着分。ミサキが一着なので
こちらを望んでいるかたには不満が残るかなと。
タイニーベッツィーとおでこちゃんとニッキにはある程度互換性がありそうなので
調整できると思いますが、あくまで憶測です。
モデルドールの商品名、靴がどこで買ったものか、明確にされているのもありがたいです。
ヴィンテージブライスは欲しくなっても高すぎて手に入りませんが・・・