【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:オノ ナツメ 著 出版社名:講談社 シリーズ名:モーニングKC 発行年月:2008年11月 関連キーワード:カツパ-ズ カツパ-ズ 1 COPPERS モ-ニング コミツクス KC ケ-シ- 42668-57 かつぱ-ず かつぱ-ず 1 COPPERS も-にんぐ こみつくす KC け-し- 42668-57、 コウダンシヤ 2253 こうだんしや 2253、 コウダンシヤ 2253 こうだんしや 2253
主役は人が集う場所
★★★☆☆
オノ・ナツメさんの作品は登場人物の中に主人公を定めないものが多い。
あえて主役を設定するとしたら、それは登場人物が集う“場所”だと言える。
今回は“51分署”がそれにあたる。
主人公を定めない代わりに、それぞれの人物の個人的な姿を丁寧に書く。
その個人的な姿が、温かかったり、寂しかったり、具体的でとっても良い。
オノさんの作品をもっと読みたい。
絵もカッコいいし、とにかく好きだ。
かっぱーず 1
★★★★☆
どこか懐かしい手触り、墓場の跡にたつ警察署を舞台にしたストーリー。
いきなり物語は始まり、回を読み重ねる事に街の空気や人々の息づかいが浮かび上がってくるようです。
街の冷気、吐く息の白さ、ただようコーヒーの香りまで感じられます。
オノナツメ作品
★★★★★
NY51分署の人間模様を中心に描かれた漫画です。
派手なアクションはありませんが、時に優しく、時に悲しい人間模様が
ジワリジワリと胸を満たしてくれる漫画と言えるかもしれません。
オノ・ナツメさんの漫画が大好きで、ほとんどすべての漫画を読みましたが
この漫画もまた期待にこたえてくれる漫画だと思います
なんでだろうか
★★★★☆
オノ・ナツメ(bassoの名で描いた物含め)凄い好きです。
今までのは全部といっていいほど☆5だったのですが
なんでだろうか・・・もやっとしてます。
私のオノ・ナツメさんの印象というのは
「切れ味のいい小気味いいストーリー、
それは洒落ていたり、時にしんみりと。
人物の性格もも魅力的だ。
シャープで個性的な線で描くシーンは
どこをとってもイラストのひとコマのよう。」
今回、小気味いいストーリーという印象が
ちょっとだけ削げたのかもしれない。
長編だからか?
しかし今までの外国物や和物などの長編に それは感じなかった。
今回は外国物で警官たちの話。
だが短編のように、エピソードをいくつにも区切っている。
ただ今までの短編ほど、ひとつの話でストーリーがきっちり
完結してる感がなかったのだ。
次のエピソードまで余韻引いて終わりにします、みたいな。
一冊読む間に
大きなストーリーの流れと
それぞれの魅力的な人物像は大分つかめるが
いつもの、小気味よさ、ほしかった。
「さらい屋五葉」には、長編でも小気味よさがあるのだが・・・
また、もうひとつスッキリしないのが
これだけの画力とストーリー構成力があるのに
最初のエピソードで、
多くの人物をいっぺんに紹介しすぎな気がした。
これからエピソードが持ち上がる人物ばかりだから
後々紹介でもよかった気がする。
全員の名前をテロップのように出した画面は
ゴチャついて見えてしまった。
これが、ひとつのカッパーズとしての仲間意識を
もってしたことなのかもしれないけど・・・。
2巻にも期待します。
警官ドラマ
★★★★★
警察官達の人間ドラマがメインなので、事件解決シーンやアクションはほとんどないので、そちらを期待して買うとガッカリするかもしれません。
でも、アメリカの警察についてちゃんとリサーチされてる様で、へぇと思うことも少しありました。
個性的な人達が繰り広げるドラマは、考えさせられる話もあったりして、オノ・ナツメさんの作風が好きな人は買って損はありません。