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ライオンのクリスチャン―都会育ちのライオンとアフリカで再会するまで

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 早川書房
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:アンソニー・バーク/著 ジョン・レンダル/著 西竹徹/訳 出版社名:早川書房 発行年月:2009年12月 関連キーワード:ライオン ノ クリスチヤン トカイソダチ ノ ライオン ト アフリカ デ サイカイ スル マデ らいおん の くりすちやん とかいそだち の らいおん と あふりか で さいかい する まで、 ハヤカワ シヨボウ ハヤカワシヨボウ 6942 はやかわ しよぼう はやかわしよぼう 6942、 ハヤカワ シヨボウ ハヤカワシヨボウ 6942 はやかわ しよぼう はやかわしよぼう 6942 だれもがファッションに夢中だった1970年代はじめ、気ままな若い旅行者だった僕らは、ロンドンの百貨店で売られていた一頭の子ライオンに心を奪われる。ライオンを買い取ってクリスチャンと名付け、おしゃれな街区のアンティーク家具店に間借りし、僕らの楽しい共同生活は始まった。クリスチャンは気立ても頭も良く、毎日新しいことを覚え
いい話です ★★★★★
2人の若者とクリスチャンの関係だけでなく、「野生のエルザ」に関わった人達
との関係や、他の野生に返される予定のライオン達との生活、現地の野生のライ
オン達の生活やプライド形成の様子などが詳しく書かれており、一つの物語とし
て十分面白い読み物になっています。そして何よりもこの物語の主人公が最後、
どうなったのかがわからない、というある意味では永遠に存在し続けるような終わ
り方になっているのも良い後味を残しています。
最高の愛 ★★★★★
ライオンと人間という、全く異なる世界に生きていると思われる生き物同士に、素晴らしい愛が芽生えた理由が、本書を読むとよくわかります。
飼い主である2人のクリスチャンへの愛が、ひしひしと伝わってきます。クリスチャンも2人の事が大好きだった事が、写真から伝わってきます。カラー写真が多く掲載されていたのも良かったです。
優しい気持ちになれる一冊です。
70年代が生んだどこか剣呑でうらやましい物語 ★★★★☆

 最近Youtubeでこのライオンにまつわる映像を目にしました。都会育ちで後に野生に帰されたライオンとその育ての親である青年たちとのアフリカでの感動の再会シーンとして話題になった動画です。わずか数分のその再会動画に至るまでにはどんな時間の積み重ねがあったのか。それを知りたくなり、本書を手にしました。

 本書はそのライオン、クリスチャンを育てた二人のオーストラリア人青年が、1970年代に出版した手記を、今回Youtubeによって話題になったことを契機に再出版したものの日本語訳です。とはいえ、40年後の現在の時点で必要と思われる事柄もわずかですが付記されています。

 二人のオーストラリア人青年は、60年代末に渡ったロンドンで、高級百貨店ハロッズの売り場にライオンの子供が売っているのを目にします。当時はこうした動物がこうした形で普通に売買されていました。青年たちは深い知識や見識もないまま、「楽しいと思ったことにはチャレンジしてみないと気がすまない」という若者特有の勇み立つ思いのままライオンを飼うことを決意します。確かに周囲の仲間たちやメディアまでもがそんな彼らを許し、応援する時代でした。

 それでもやがて彼らは自分たちの手を離れた後のクリスチャンのことを真剣に考え始めます。当時は「野生のエルザ」が出版され映画化された頃。あの物語の主人公であるジョージ・アダムソンに彼らはコンタクトを取ることになります。幼い頃に映画「野生のエルサ゛ [DVD]」に心震えた思いのある私には懐かしい名前の登場に心が沸きました。

 野生動物保護の緊要さ、ライオンを都会で買うことの責任の重さ、そうしたものに対するメディアや世間の人々の寛容と無邪気…。
 今日ではとても考えられないような要件が重なって生まれた稀有な物語がここにあります。それはうらやましくもあり、またどこか剣呑な思いも抱かせる不思議なストーリーです。
クリスチャンにも今の二人の老けっぷりにも涙 ★★★★☆
You Tubeで感動の再会シーンを見たけど、たった1分程度だけど泣けてきた。
そしたら今度は5分くらいのロングバージョンを見つけて、さらに涙、涙。
そんな感動の裏側を本人たちの執筆で読めます。
「へぇーそんなことあったの」とさらに気分を盛り上げてくれます。特にクリスチャンのアフリカでの生活、仲間ライオンとの出会いや死など、たくましく生きるクリスチャンの姿はすでに過去の話とはいえ、「いいぞ!クリスチャン」と言いたくもなります。

本のカバー(後ろ側の折り込んだところ)にあの二人の今の写真が載っていたんだけど、さすがに時の流れを感じさせるくらい老けきっていました。
そうだよな、30年くらい前の話だもんなあ。
その姿にもなんか涙ものなわけです。