【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:大石英司/著 出版社名:中央公論新社 シリーズ名:C・NOVELS 34-77 発行年月:2009年12月 関連キーワード:ツシマ ダツカン センソウ 3 シ- ノヴエルズ 34-77 C.NOVELS 34-77 つしま だつかん せんそう 3 し- のぶえるず 34-77 C.NOVELS 34-77、 チユウオウ コウロンシヤ チユウオウコウロンシヤ 4622 ちゆうおう こうろんしや ちゆうおうこうろんしや 4622、 チユウオウ コウロンシヤ チユウオウコウロンシヤ 4622 ちゆうおう こうろんしや ちゆうおうこうろんしや 4622 対馬での劣勢を挽回すべく、韓国軍は新たな空挺部隊投入を決定。民間航空機をも徴用し、三〇〇機以上の編隊を組んで浅茅湾に迫る。その敵大編隊を迎え撃つべく、海自のイージス艦“こんごう”以下、四個護衛隊群が対馬付近に展開。一方、上対馬の陸自部隊は、本土からの増援どころか、満足な補給す
どうにも……
★★☆☆☆
前巻で大々的に発動された作戦が、よく分からないまま終わる。F-5で悲壮ぶった場面があるが、そもそもその行動の必然性が理解できない。全体状況も見えなかった。
SM-3でSM-2を撃墜の場面はどうしようもない。仮にSM-3が大気内でも使えるとしても、ノーズコーンが分離せず、キネティック弾頭の赤外線シーカーもスラスターも使えない状態で、どうやって目標を追尾して直撃することができるのか。書いていておかしいとは思わなかったのか。この場面だけの問題ではなく、SM-2をSM-3で撃墜できるということが戦術の前提になっている。これは痛い。
別に、これまで出てきた新型ミサイルや天山のようなものはいい。遊びと分かっているから。実在する兵器をよく調べた上で捻りを加えたり、将来出てくるだろう兵器を前倒しで登場させるのは、それも一つの醍醐味だと思う。が、作者の不勉強や勘違いに付き合わされる義理はない。
娯楽作品と割り切れば面白い・・・かな?
★★★★☆
戦況や切った張ったの記述は相変わらず面白いですね。勢いがついていて一気に読める。
架空兵器についても、北方領土シリーズのウルトラ・マイクロ・ガスタービン発電機あたり
からかなり夢ユメしいモノがさく裂してきてますが、ご都合主義だけでなくある程度のリア
リティを持たせてしまうのがこの作家の力量でしょうか。
自身のメルマガあたりでも誤謬やトンデモを出していることは自分で認めていますし、多胴
空母に萌え萌え美少女の司令長官が居るような、ロリエロ本の出来そこないよりは遥かに
マシで、娯楽モノとしては一定のミリヲタでも楽しめる。逆にいえば、作者が意識して
書いているトンデモ(今巻の例では、UAV【天山】の燃料電池ジェットエンジン)なんかを
『センセイ、また楽しんでるなー』くらいにニヤリとしながら読めない読者では、真の大石
ワールドは楽しめないでしょうね。
老害とはこういう事か
★★☆☆☆
大石英司のサイレントコアシリーズは、プルトニウム護衛艦隊の頃からだから十年来の読者だったが
はっきりいってこの巻は首を傾げざるを得ない描写が多い
このシリーズの当初からその傾向はあったのだが、この巻で続出してきた様子
ネット上でも大石英司の知識が怪しいという話は出てきていたのだが、この巻を見れば納得してしまう
星一つにしようかと思いましたが、次巻での復活を願って星二つ
娯楽作品と割り切ればそれまでだけど
★★☆☆☆
全体の話としては押したり押し返されたりで、ストーリー構成は問題ないんだが・・・
何と言うか、この作者、現代兵器についてきちんと取材しているのだろうか?
この巻に入って対馬上空をヘリが飛び回るようになって、双方のイージス艦による援護が一つの焦点になってきているが、ヘリを狙ったSM-2をSM-3で撃墜って、もしかしてこの作者は、SM-3を「高性能の兵器=なんでも出来る」と言う風に勘違いしていないだろうか?
そりゃあ娯楽性を重視するんだったら、「高性能ミサイルスゲー」で良いのかも知れないけど、この手の作品は、読者に現代兵器に詳しい人たちもいる訳で、はっきり言ってそういった層から「現代戦物と言っておきながら、何このトンデモ」と、見限られたら損するだけだと思うが。確実に購買層減る訳なんだから。
前巻でも、こういったミスが頻発した訳だけど、本巻でも全く治っていないところを見ると、この作者、兵器のスペックだけ見て、運用方法とかそういったの全く理解していないんじゃあとすら思うんだけど。