面白いシリーズの第2巻目。
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本作は全20巻シリーズの2巻目「夢」。本書に収められていた「中勘助」の「ゆめ」がいたく気に入ったので購入。古今東西の作家の「夢」にまつわる短編の数々を収録しており、1冊で内容充実、得した気分になる編集である。中勘助のほかに、芥川龍之介、筒井康隆、ツルゲーネフ、ユゴーにカフカ、ボルヘスなどなど夢的短編全30作品を収録。枕元に置いて、寝る前に1作品ずつ味わっている。最近では本屋で簡単には見つからない作品も含まれているので、うれしい限りだ。
誰が考えたか知らないが、どの巻から読み始めても面白いシリーズだ。