いつもながら、安易にカラオケで歌うことを許さない宮本節(笑)。
PVもなかなかよいです。せつない空の色・・・。
でもやはり、ボーナスCDが買い、でしょう。荒っぽい録音が生々しい。
ライブでもCDと同じ演奏をしちゃうバンドはつまらないですが、やっぱりエレカシ、
ロックンロールですな。聴いててニヤニヤしちゃいます。

でもCDジャケットに宮本君、最近出すぎじゃないかなぁ。「町を見下ろす丘」
みたいなのがかっこいいと思うけど・・・。

ボーナストラックって何かなあ、と思っていたら・・・
大盤振る舞い過ぎる！
このボーナストラックばかり毎日聴いています。
新曲２曲もスゴクいいです。
毎日いいことばっかりじゃないけれど、
移動中にエレカシを聴けば「私もう少しがんばれるよ」
って思います。

通算39枚目のシングル。
70年代然とした題のシングルだが、意外にもラブ・ソングではない。
AサイドBサイドを含めたトータルなプロデュースによる制作で、
どちらも「夕暮れ」の歌として制作されている。

【幸せよ〜】は、主人公の自己内葛藤とそれを乗り越えたあとの＜幸せ＞に関する歌である。
印象はCANYON時代のアレンジに近い。
acoustic guitarを前面にとりあげたアレンジは、
【to you】や【桜の花､舞い上がる道を】の類歌かもしれない。
歌詞の内容は、【シグナル】の内容をポジティブなメロディに乗せて歌ったもの。
【赤き空よ！】は、人生の山谷を超えて、
夕暮れの空の下で明日も暮らしていこう、という歌。
宮本浩次の言葉を借りれば、
「ご存知、エレファントカシマシ」と云った得意の内容である。

激しい作風が好きな人にはおすすめできない。
また、キラキラしたラブソングが聞きたい人にもおすすめできない。
しかし、それ以外のすべての人、悩みを超えて明日を目指したい人には、おすすめできる。
ユニバーサル移籍後のなかではいちばん力のこもったシングルになっている。
初回特典盤には新春ライブの音源が付属していて、
同シングル曲のライブ・バージョンが同時に楽しめるようになっている。
私は個人的にとても気に入っている。

いつの時代のエレカシも最高ですが、最近のエレカシもやっぱり最高ですね！
毎回新曲やアルバムが出るたびに、進化していくエレカシが聞けますが、今回も期待を裏切らない感じです。

特典のライブＣＤですが、一曲ずつ入ってるのかと思いきや、全１０曲４９分間ぶっ通しで入ってるあたり、ライブにこだわるエレカシらしさか？
ＰＶも良かったです！まぁ、ｙｏｕｔｕｂｅとかで簡単にＰＶなんて見られる時代ですが、ファン心理として買っちゃいましょう。

ボーナスCDの件ですが・・・
拍手の後に約2秒の無音部分・・
非常にありがたい構成で分割しやすかったです。
男の端くれですが
飛ばして聴いたりしてます。スイマセン