看板に偽りなし
★★★★★
図解、実践とあるように、本書は全ページカラーで、実際の映像作品を一部用いながらライティングの技法について解説しています。
扱う範囲はライティングは何故必要なのか?といった基本概念から、月夜や陽炎の表現といった具体的な表現技法にまで踏み込んでいます。
自主製作映画でライティングをする場合敷居が高いのは機材の問題ですが、
本書は機材の自作方法、レンタル先の記載などがあり、非常にありがたいです。
文体も丁寧で、非常に沢山の事例を写真と共に解説するのでとても分かりやすい本です。ライティングを専門に扱う本自体が少ない中、本書は非常な良書だと思いました。