「グレートメカニックDX」2009年 秋季号
★★★☆☆
毎号チェックしている方は知っていると思いますが「グレートメカニックDX」は季刊雑誌で、主にガンダム関係のメカを中心に毎号誌面が組まれています。ガンダム以外の作品もメカを中心に的を絞りつつ作品紹介もあり、各作品のスタッフからのインタビューや設定画等の掲載もあります。
今号で特集は「ザ・ジム」と「検証!ロボットの大きさ」の2つ。
「ザ・ジム」はガンダム各作品の設定資料を基にグレートメカニックの編集部が独自に考察されている内容で計28ページ。ジム〜ジムII〜ジムIII〜ジェガン〜ヘビーガン〜ジェムズガン/ジャベリンと宇宙世紀のMS開発史として各比較もあり。
「検証!ロボットの大きさ」では枠を越えてのアニメーション作品からロボットの大きさ比較で計21ページ。中でもガンダム(18mのCG)と実物の兵器との対比は意外に頭で想像している大きさと異なる事も理解できました。
大きさ検証の一つに私も好きなスコープドッグの実物大マーキングも1見開き1種のみですが掲載されています。別の計4ページでは今号より「ボトムズ21C!」も再開。
あと個人的に嬉しいのが他誌では、あまり読めない「GALACTICA」の記事です。
今号では「RAZOR/ぺガサスの黙示録」関連記事が掲載。庵野秀明×樋口真嗣の上映イベント参加での対談やギャラクティカとペガサスの各比較や新旧センチュリオンと登場人物も簡単に紹介の計6ページ。
「第二次戦闘機名鑑」計6ページは私も興味のある時期の戦闘機解説で、他の資料本もまた読みたくなりました。
「珍メカ博物誌」は機関銃編で、こういった実在メカを取り扱った記事もグレメカ誌ならではで私は好きなページです。
他の記事では下記も興味深い内容でした。
「機動戦士ガンダムUC」プロデューサーインタビューの計4ページ
「グレメカ人生波止場」神山健治さんの話の計6ページ
雑誌の内容で総合的には平均的な意味の評価で☆3つです。