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「いただきます」を忘れた日本人 食べ方が磨く品性 (アスキー新書)

価格: ¥760
カテゴリ: 新書
ブランド: アスキー・メディアワークス
Amazon.co.jpで確認
世界にも通じる (?) 日本の食文化 ★★★☆☆
タイトルからわかるように,おもに日本人の食のマナーやたべものに対する姿勢などについて書いている. 日本で外国の料理をたべたり,海外で食事したりする機会もおおい時代だから,そこにも当然,配慮しているし,日本人の文化であっても世界で通用する部分もあるだろう. しかし,「テーブルの上に左手をのせる」 という項目があることからもわかるように,基本的には日本の文化について書いている. この項目は 「マナーの理由」 という章のなかにあるが,説明されてもやはり理由はわからなかった.
大好きな本です。 ★★★★★
『スマートな食べ方の流儀』を読んで、
著者に興味を持ちました。

実際に読んでみて、
完全にファンになってしまいました。

この本は、
「食」をテーマに、
「心遣い」や「マナー」、
「食への考え方」を教えてくれる内容です。

食材や、食材を作ってくれた人、
料理や、料理してくれた人への感謝、
現代人が忘れかけている日本独自の素晴らしい文化などを再認識させてくれます。

もちろん内容は素晴らしいのですが、
個人的には文章が素晴らしいと思いました。
(文章の技術がどうのこうのというよりは、
 著者の人柄がにじみ出てきているような文章で、
 とても好感が持てるので)

本の中で印象に残った内容は多いのですが、
タイトルにもなっている「いただきます」についての内容と、
「ブログ」についての考え方がとても印象に残りました。

本のレビューを書くにあたっても、
著者の考えを参考にしながら、
できるだけ良い面に目を向け、
公平な目線で評価していきたいと思いました。

評価は星5つです。
「いただきます」は、思いやりと人間力をみがく言葉 ★★★★★
「食事を取る」という行為は、本能に即した行動でもあります。

それだけに、食事はその人の意図しない面が現れやすく、同席された方に不快な思いをさせてしまうことが珍しくありません。

 大事な方々と、食を通じて過ごす時間を豊かなものにするための知恵が、「マナー」として受け継がれているといっても過言ではないでしょう。

 本書は、食を通じて他の方と豊かな時間を過ごすマナーの全体像について、分かりやすく触れている秀逸な書籍だと思います。

 本書が何より素晴らしいのは、「食のマナー」を、形骸化した教養や作法として、とらえていないことでしょうか。

 お客様を接待する際や、ゲストとしてホスト宅を訪問する際に、自分なりの思いやりのこもった一言をさりげなく添えること。控えめな形で行動を示すこと。
 
 ともすれば形骸化しやすいマナーの中に、こういった思いやりを添えることで、食を通じた真の交流が図れることを示されているのは、必読に値すると思います。
 
本書では、マナーという一つの「型」から、他の方をおもんばかる感性をみがくための方法が、随所に提示されていると思います。

 本書のタイトルにもなっている「いただきますを忘れた日本人」の項は、その最たるものと言ってもいいでしょう。
 
私たちの国 日本では、食事のたびに「命を支える行為である食事を通じて、他の動植物の命をいただくことに感謝する」という意味で、「いただきます」という言葉を捧げてきました。 

 ともすれば形骸化しやすく、難解に目に映るマナーは、「いただきます」という言葉を発する伝統的な思想を知ることによって、理解しやすく、またさらに豊かなものを与えてくれる存在になるのではないか、と思います。

「いただきます」とは、思いやりと人間力をみがく言葉なのです。マナーについてのことはもちろん、食を通じたコミュニケーションに関心をもたれる方は、本書をご一読されることをお勧めします。
娘に伝えられていたかしら・・・? ★★★★★
そうそう、母もおひつの臭いをかいでいた、食事中ひじをついてはいけないといつも言われていた等、子供の頃をなつかしく思い出すと同時に、私は娘に食べることの大切さ、食事のマナーなど母から教わったことを伝えられていただろうかとうなずき、反省しながら読み進んでしまいました。
食事をするとその人の育ってきた環境、人間性も見えると思っていますので、相手を知りたければ一緒に食事をするのが一番。この本を読んでそれを確信しました。
「いただきます」「ごちそうさまでした」この美しい文化を大切にしたいですね。
食べ方は生き方の鏡なのです。 ★★★★★

 
 人間の体は7年間で入れ替わると言われています。人間の体は何で出来て
いるのか、もちろん食べ物で人間の体は出来ています。
 著者の小倉さんの伝えてくれる、「生き方の鏡」はまさしくその通りだと思い
ます。
 おでんのこんにゃくを食べるときに何故、箸を突き刺して食べてはいけない
のか。
 箸を上手に使えない子供、特に大人になっても、箸を上手に使って食べるこ
との出来ない人に、箸の使い方を教えなければならないのか、答えは、食べ
ると言うことは、心の問題、生き方の問題として、食をとらえることが必要という
著者のメッセージにすべてが表現されていると思います。
 自分の人生を素敵な人生にするためにも是非一読されることをお勧めします。