効能が第一条件よ!と思って始める女性には しっくりこないかも。
30分もあれば 読み終えちゃうような内容かな~。
石鹸についても 力が入ってなかったしね。
確かに「和」のレシピと言う事で、愛用しているレシピばかりではないかもしれません。
でも、たおさんが心を込めて作ったレシピだと思います。私は大好きな本です。
しかしこの本の中のレシピはかならずしも愛用レシピだけではなく、
あとがきにもあるように出版社に和風でというリクエストを受けて
急ごしらえで考え出されたレシピも含まれていると思います。
例えば日本に住んでいても手に入りづらい紫芋パウダーを使う
レシピがありますが、NYに住む著者が愛用しているレシピとは
考えがたいです。
今まで手作りせっけんや手作りコスメの情報は、アメリカなど海外からのものがほとんどで、前作も掲載されている材料などの情報もどちらかといえば「洋」のイメージが強いものでした。が、この本を読んだときは日本の素材からもこんなにたくさんの素敵なものが作れるものなのかと、目から鱗が落ちる思いでした。
前作に載っていたレシピは、シンプルゆえにそれを自分なりのアレンジを考えたりすることも楽しみのひとつでしたが、今回のレシピはアレンジの必要のない、いやアレンジするのがもったいないくらい素敵なレシピが満載です。
手づくりの幅を広げてくれる、そんな気がしました。