本書で記載されている人事委員会の委員の兼職が禁止されているものについての解釈は、いったい何を根拠としているのだろうか。専門家の監修は経ているのだろうか。
学陽書房は一定の水準の書籍を出しているだけに、このシリーズは非常に残念。

地方公務員法をノートにまとめた見本って感じでしょうか。
最初いきなり読んでもわかりやすいと思いますが、例えば「楽しく学べる「地方公務員法」教室」大島 稔彦 (著)などを読みながらであれば、更に頭に入ってくると思います。
おまけに条文が載ってればなお嬉しかったのですが、法令データ提供システム（http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi）や「地方公務員法の解説」竹之内 一幸 (著), 橋本 基弘 (著) を参照すればいいかと思います。

地方公務員法は、条文数が少ない代わりに、判例や行政実例から問題がつくられるが、この本はそこまで完全に網羅している。わかりやすさに加え、この便利さが魅力。試験後は、ちょっとした調べものなど、仕事でも重宝している。

手にとった瞬間から、「探していたのはこの本」だと思った。
今まで随分、いろんな法律本を見たけど、こんなわかりやす
い本は初めて。「完全整理」とはよくぞ言ってくれました。

試験対策で買ったが、人事・給与等の庶務関係の仕事にも
役立っています。役所の実務マニュアルより、格段にわか
りやすいです。もちろん、昇任試験にも必携でしょう。