暗黙知であったものの貴重な共有
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料理本はあまた出ているが、それ以前のもっともベーシックな調理に関する知の共有を試みた画期的な本。
米のとぎ方
野菜の切り方、保存の仕方
包丁の持ち方
など、知っているようで、実は知らなかったことばかりで、大いに勉強させられる。
この本で教える基礎があれば、これから様々な料理に挑戦していけるであろう。
本書に書いてあることは、昔家庭や学校で教えられ、誰でも知っている暗黙知なのかもしれない。
ただ長い年月の末、記憶も風化してしまう。本書はそんなくたびれた大人に、再度、知識を共有してくれる
貴重な本である。ロングセラーを続けているというのもうなずける。普段あまり料理をしない人は
本書で確実にレベルアップを図れると思う。
我が家で唯一、台所に常備している本。
基礎の基礎がわかりやすく、しかもそれなりの情報量があります
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料理はからっきしの自分でしたがやはり基礎知識ぐらいは
知っておいたほうが何かといいんじゃないかとこちらの商品を購入しました。
内容としてはすでに知っているものもいくつかありましたが知らないことも多く、
基本料理のひと工夫や食材ごとにそれぞれの特徴や保存方法、適した調理、料理方法などなど
なかなか関心するところが多く購入して本当によかったです。
料理初心者の方にはぜひ読んでおいて頂きたい商品だと思います。
料理本のレシピに書かれていることばかりが、料理ではありません
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taiyaki#007
本格的に料理を始めたいと思い、料理研究家の友人に、わたしのような初心者向けの本を推薦してもらいました。
そのうちの1冊がこの「調理以前の料理の常識」です。基本的な知識が253紹介されてます。
非常に読みやすい工夫がされてます。そしてどこから読み始めてもOK。
自分が作ろうとしている料理のページから試してみるとよいと思います。
ゆで卵は水から茹でるものとか、ピカッと光るご飯を炊くコツとか、超常識的なことから解説してくれていて、
しかも一般家庭の料理のレパートリーを網羅してくれているので、助かります。
2005年の第9刷のときで22万部突破と帯に書いてありますので、料理本としては異例の大ヒットを記録したのも頷けます。
料理の経験が少ない人だけじゃなく、ある程度こなせる方でも知らない知識があるかもしれません。
あなたの家庭の常識が本当に常識ですか?
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「調理以前の常識」というだけあって「米の研ぎ方」とか「だしのとり方」とか
本当に基本中の基本も載っています。だから有る程度料理ができる人にとっては
「読むに値しない」内容もあるかもしれません。
しかし!!!
「お米の研ぎ方」くらいのベーシックな話になると、大体は自分の親や親戚から
ならって身についたものではありませんか?「女の子なんだから」「今は男の子
だってこのくらい【常識】よ」といわれて身につけたその知識。
本当に常識ですか?あなたの家庭のローカルルールではありませんか?
…ってことにすごく気がつきました。
知ってる話も多いのです。だけど読み飛ばさずに読んでいくとその中に
「へ?私のやってるの逆じゃん」と思うようなことが必ずあるはずです。
基本をバカにせず、是非読んでみるといいかと思います。
難をいえば、この手の本は単調なので 電車内で読もうとかすると
飽きちゃいます。一冊読み通すというより、暇なときに1ページ分くらいずつ
読むといいのでしょう。私はまとめ読み派なので、もう少し読むのが
楽しくなる感じだとよかったなぁと思いました。
基本の基本
★★★★☆
母が、役に立つから!!とプレゼントしてくれました。
主婦暦5年ですが、この本を読むまで意外と知らないことがあったりで・・・
基本を再確認できた、という意味ではすばらしい本でした。
なんだか、家庭科の授業をもう一度受けているような感じ。
結婚したばかりの人や、ひとり暮らしをスタートした人におすすめ。
イラストもかわいく、さらりと読めてしまいます。