まさにタイトルのとおりです。
玄米菜食って聞くと、「特定の人に愛されてるジャンル」って感じで
実はちょっと心の中で敬遠してる人って、世の中まだまだ多いはずです。

実際にこの本のレシピを作って食べてみれば分かりますが、
この方のレシピは、しっかりとした味わいがあるので、
肉や野菜や卵の必要性を感じないくらい美味しい、と私は思います。
要するに、飽きのこない味というのでしょうか。

玄米菜食を「薄味で精進料理のような健康オタクのためのレシピ」だと、
そんなふうに誤解している人には、月森さんのレシピで一度
美味しさを体験してみてはいかがでしょうか。

玄米菜食といえば、祖父母が玄米食を食べていたことを思い出し、その昔は当たり前で地味な感じがしていましたが、この本を読んでから、まったく変わりました。
また、購入してから数年が経ってしまいましたが、やはりこの本のレシピを参考にすることが多いです。マクロビは完全に移行は出来ませんが、これがベースで食事をしています。
マクロビの食事はやってみると、体に変化が起きます。良い変化は大変多く、ただし、貧血な自分には続かないことが多いのです…
マクロビの食事のレパートリーがこんなにたくさんあり、バラエティーに富むことを楽しんでいます。

ドリア・ひよこ豆のナゲット・カレー・そば粉のクッキー等作ってみましたが、どれも絶品です！大分前に購入し、しばらく眠っていたのですが、最近またいろいろ作るようになりました。材料が多く必要なレシピもありますが、基本的にはどれも作りやすいものばかりです。マクロビオティックのイメージを素敵なものにしてくれること間違いなしですよ！

この本は、発売当初たまたま母が購入していたのを譲り受けました。
当時マクロビオティックを少し学び始めていたので、うれしかったのですが、
家庭で作るのには手間がかかるし、調味料も揃えないといけないなどで、
家にいる時はめんどくさい料理本（たまに作るごちそう用）だと思っていました。
けれど、今は料理を出す店で働いています。
この本のお料理の味は絶対に間違いがないと思っています。そういうわけで、日々お世話になっています。

ガチガチに制限があるわけではないので
マクロビ的食生活をより簡単に実践したい人に向いていると思いますが、
この本のレシピを作る手間は、やはり普通の食事よりもかかります。
また、食物アレルギーのある人には向いていない食材も使っているようなので、
そういうアレルギーの心配がなくて、かつ、食生活を改善したい人向けの本だと思います。