毎年競馬は見てますが2001年が一番盛り上がった年ではないかと思います。テイエムオペラオーを巡る古馬戦線や、三冠確実と言われたアグネスタキオンや、2歳女王テイエムオーシャンを中心とした牡牝クラシック戦線、暮れの香港GI3連覇など話題には事欠かなかった年でした。
この年のキーワードは'世代交代’。テイエムオペラオー、メイショウドトウ、ナリタトップロードら一時代を築いた古馬勢をアグネスデジタルや、ジャングルポケット・マンハッタンカフェ・クロフネらの3歳勢が次々と撃破し、世代交代を印象付けられた年でした。
と同時にドバイでのステイゴールドらの活躍、香港GI3連覇らが代表するように'世界へ’という言葉が印象付けられた年でもあります。
中でもダートでのクロフネの走りは驚愕でした。特に、JCダートでの圧勝劇は正直鳥肌もの。故障さえなければ、ドバイはもちろんブリダーズカップでさえ楽勝だったのでは?と思わせる衝撃的なもの。それを思うとクロフネの故障引退は残念でなりません。
個人的にこの年のベストレースはトゥザビクトリーが勝ったエリザベス女王杯。1着から5着までの着差が、ハナ、ハナ、クビ、クビの大接戦。あれはアツすぎた・・・