高いけど意外とコストパフォーマンスはよい一冊
★★★☆☆
ワインってほんとたくさん種類あるからね、この本高いんだけど、うまく使ったらワインで無駄遣いしなくてすむと思う。我が家はイタリアワイン買うのにかなり重宝している。ほんとにポケットに入るし。
たとえばBaroloの項はこんなん。
<アルバAlbaの南側全域に密集している葡萄畑で、イタリアで最高の赤のひとつを産する。芳醇でタンニンに富み、アルコール分がいたって強い(最低13%)。辛口だが口に含めばかぐわしく、すばらしい深みを感じさせる。(しかもすっきりとしてはつらつとしている)。ネッビオーロ種からつくる。20〜25年に及ぶ熟成に耐える(最低3年。5年以上寝かせたものがリゼルヴァriserva)。>
こんな分かりやすい解説に加えて、Baroloの中でもどのワイナリーがいいか、別表がついている。これがありがたい。おかげでちょっとづつ分かるようになってきたよ。パルマにお越しいただければいいワインを選べるね。
この本の言っていることは8割は当たってる。さすが第八版まで重ねているだけのことはある。しかし、だいたい高いワインは確実にうまいんだけども、こういうガイドを見ながら、いかに安くてうまいワインを探すかっちゅうのがB-Boy魂をくすぐる。