悪くないと思います。
★★★☆☆
初心者の人がこれでいきなりOpenGLを利用したゲームプログラムができるか?
と言うと難しいと思いますが、簡単な物を作る足がかりにするには良いと思います。
ゲームのポイントとなるような部分はある程度ちりばめてあります。
他のゲーミングプログラムの本と兼用するとさらに幅が広がると思います。
サンプルの出来が良い
★★★★☆
iPhone で本格的なゲームを作りたいなら2Dから3Dまで高速かつ豪華なグラフィックス描画を実現できる OpenGL ライブラリが効果的です。
OpenGL は iPhone に限らず Windows や Mac 家庭用のゲーム機など多くのプラットフォーム上で動作するライブラリです。
ゲームの基本となる知識が詰め込まれていますが、初心者の方には本書だけでは難しいかもしれません。ゲーム製作の経験があるなら進みやすい内容となっています。
サンプルの「ハエたたき」「3Dレース」は綺麗に出来ていて良い動きをしています。さらなる改良を加えることで理解が深まります。
iPhone で OpenGL を導入したいと考えている方には面白い内容だと思います。
ソースコードは Web 上からダウンロード可能です。
やはり、取っつきやすい
★★★★☆
ミーハーにも愛用の携帯のアプリを作りたいと思い。
最近では購入にもiPhoneアプリ系は、一攫千金狙いと思われがち。
専門家ぶっても、にわか開発者きどりの私には、
開発言語からやる気は、もうとうあきらめのスタート。
この本は、とっつきやすい。例文があるだけで、久しぶりに
打ち込んで、ソフトが動くのが楽しめそう。
まだ、全部打ち込んでないが。
その課程ですでに楽しめてます。
良書です。バグさえなければ。
★★★★☆
すでに何人かの方がレビューに書かれている通り、OpenGL ES 1.1 を最初に学ぶ入門書としては、国内では屈指の充実した内容の技術書だと思います。Objective-C と C++ の基本的な知識は必須ですが、iPhone アプリ開発初心者に、美しく動作するゲームの制作を段階的に体得させていく過程は圧巻です。2D ゲームの作成に限定すれば、本書の内容を修得するだけでも高いレベルのアプリを開発可能でしょう。また3D ゲーム作成に挑戦するための有益な基礎ともなるでしょう。
しかしちょっとだけ注意してください。衝突判定のあたりからサンプルコードにケアレスミスが目立つようになります。サポートサイトにもいくつか訂正記事が掲載されていますが、それで全部ではありません。コメントの内容が間違っているくらいのものから、引数の順番が間違っていたり基底クラスのコンストラクタを初期化し忘れていたりと、何カ所か見つけました。
これらはいずれも少し修正すれば正しく動きます。ですから、これを逆手に取り、Xcode に馴れるための練習とでも考えてデバッグに取り組んでみてはいかがでしょうか(そんなことを作者は意図していないでしょうけど)。
OpenGL ES に一歩近づけてくれる一冊です
★★★★★
OpenGL は複雑そうで、ゲームに縁がなかった事も幸いして避けていましたが、本書は同じような事を感じていた方にも、入門用にもおすすめです。
オブジェクト系の言語知識が有れば Objectiv-C に不慣れな方も読み進めることができますが、C (C++) の基礎知識は必要かもしれません。私は 3D よりテクスチャマッピングに興味があり実現に向けて一歩を踏み出すことができました。元々 ES のライブラリにはテクスチャ関連が無いため、本書の中では 著者オリジナルのコードが使用されていますが、目的によっては Apple 社オリジナルのテクスチャクラス(テキストも作成できる)を利用することもできます。
本書は、具体的にアプリを作っていく過程で次々と修正し機能アップと改良を加えて行く、”絶妙なチュートリアル構成” になっていますが、その段階で例えば新規にオリジナルクラス作成し機能を分割統合したり、親クラスとの情報交換のためにバックポインタを用意する必要が生じたりして、現実のアプリ開発の際に入門者が必ず悩むような場面をリアル体験できるようにもなっています。このような観点からすれば OpenGL ES の知識取得にのみ限らず、初心者のアプリ開発の実戦知識をプラスする部分も兼ね備えていると思います。