情報は少し古くなるかもしれませんが、blogの可能性や実際に利用する上での割と基本的な情報などがあって、私が地元の人にblogの良さを説明するのに、いつもこの本を買って読んでくださいといって宣伝しているぐらいblog入門書的な一冊です。割と幅広い年齢層に対応できる一冊かもしれません。
あまりパソコンに詳しくなくても読めるかなと思います。
それに値段も安いしすぐ読めるし田舎でも手に入りやすいのがうれしいです。
そしてmaskinさんの誠実な人柄が文章からにじみ出てきます。
時間があったので、3時間半で一気に読み終えました。 ブログ分野の書籍としては、3冊目か4冊目になりますが、導入書として最高レベルの良書。
本書には当然題名に示すとおり、技術的なことも書かれているのですが(これら情報も大変有益)、それ以上に全体を通じて感じられる著者の人柄、人生へ取り組み方により強く感銘致しました。
また、ブログ自体の位置付けも、大変しっかり説明されており、内外の歴史的事例を引用し、読者の理解を深めてくれます。 特に、米国における、9.11事件や大統領選とブログの関係、グーグルにおける全社員によるブログの導入など、大変新鮮な印象とその活用の可能性に期待が持てました。
勝手ながら、著者の増田真樹氏は、私にとっての「ブログ師匠」とさせていただいた次第です。
一昨年から国内でレンタルブログサービスが次々に立ち上がり、ほとんど何も勉強せずにホームページを持てる状況が整いました。こうして「インターネット」「メール」「メルマガ」に続いてようやく「ホームページ」もビジネスパースン向けの新書となったわけで、感慨深いものがあります。
本書の内容に特記すべき点はなく、体裁だけが特徴のブログ入門といってよいでしょう。しかしこれがなかなかバカになりません。低価格はもちろん、持ち運びのしやすさ、どこでも読める気軽さは新書ならでは。そしてビジネスパースンの気を引く記事もうまく織り交ぜられており、迷う背中を優しく押してくれます。
なお、新書版に多くを期待しても仕方ないのであって、より深く広い話題を押えたい方には「ウェブログ超入門!」をご紹介しておきます。ブログを個人のホームページ以外にも使えないか? とお考えの方には「ブログ・ビジネス」も参考になるでしょう。ただ、ブログに過大な期待は禁物。乗せられやすい方は要注意。