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図解!売れる色とデザインの法則―色・形・パターン・配置に潜むロングセラーの秘密

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 秀和システム
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ちょっと日常を楽しく ★★★★☆
360°ドコを見渡しても情報が溢れる現代、
消費者の一瞬の視線を捕らえ、思わず足をとめさせるデザインの力は、
実はとてつもないものなんじゃないでしょうか。
その訴求力はいかにして実現されるのか?を解析するのが本書のテーマです。

さてこのタイトルですが「売れる色とデザインの法則」と、もう直球ズバリです。
エグいですが、この本自体も戦っている感じで、その意気や良しとしましょう。
中身はデザイン本らしく、ちゃんと洗練されているので大丈夫です。

タイトルにある通り、デザインの中でも特に「色」を重視してはいるものの、
解析される内容はそれだけではありません。
パッケージ全体の形状やレイアウト、文字組み、手触り感などを総合的に俯瞰し、
消費者の目をいかに惹きつけ、感性を刺激し、そして財布の紐を解かせるか、
というロジックを解析してゆきます。

本書の理解の妥当性については、人により判断が違うと思います。
しかしパッケージに潜む意図を考えること、これは非常に面白いことだと思います。
普段何気なく手にしている商品やメーカーに対して、
僕らは知らないうちに一定のイメージを持っていますが、
その「イメージ」が不特定多数の人物の脳内に定着するまでのプロセスって、
考えてみれば大変なことだと思いませんか。

どんなお馴染みのデザインも、最初は何もないところから始まるのです。
この世の誰かが真っ白な紙の上に新たなデザインを起こし、
そのロゴやコピーがメディアを通じて広まり、
やがて人々の脳の中に沈潜し、共通のイメージを作ってゆく。不思議ですね。

時にこんなことを考えることは、日常の中の小さな発見につながり、
日々をちょっと楽しくさせるでしょう。
制作者の意図を想像 ★★★★☆
いろいろな商品が店頭に並んでいる。特に気にすることなく、眺めている日常です。
しかしながら、商品を売るためにメーカーは努力をしているはずです。
当然、商品の品質が重要であることは言うまでも無いことです。
しかし、店頭で少しでも購入者の関心を引き、手に取ってもらえるようアピールするためには、商品が入った箱や容器のデザインや色に力を入れていることは間違いありません。
その箱や容器にどのような工夫をしているか。どんなメッセージを込めているか。
それをこの本では解説しています。
ところどころ、「少し強引な解釈では?」と感じる点もありましたが、制作者が商品を売るため、どんな意図で動いているかを想像するうえで、ポイントとなることを挙げていただけています。
市場は、様々な意思を持って動いているということが、こういう面からも感じ取れます。