はじめてのイラン紀行 ラーハな時に身をゆだね
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第1回文学メルマ!新人賞、紀行文部門大賞受賞作品『イラン・思考の旅』の電子書籍版。
敬虔なイスラム教徒、あまり敬虔でないイスラム教徒、自由に生きたい人、自分の人生を変えたい人、103歳の人、日本に行きたい人、裕福な人、・・・イランを生きる市井の人々との出会いがひたすら続く一人旅。初めてイランを訪れた著者の新鮮な驚きとは?
宗教、戦争、革命、結婚、恋愛、酒、気候、風土・・・人々との触れ合いの中で筆者が目の当たりにしたイランの人々の等身大の日常とは?思いとは?
それらを克明に綴った臨場感あふれる旅行手記的作品。写真25点掲載。
第1版:2014年1月1日
第2版:2014年5月1日(誤字脱字など軽微な修正)
第3版:2015年1月1日(誤字脱字など軽微な修正)
●目次●
旅のはじめに
入国前の出会い
郊外の街・イスラムシャール
ファルシーの波
革命と、日常と
カナー卜に沿って砂漠の道を
パム --- 交差点の風景
「黒山」の人だかり
103歳のホセインさん
テレビの中の戦争
革命がもたらしたもの
チャハールバーク・バエイン通りの風景
敬虔な人々
信じるということ
真夜中のピクニック
バザールの香り
憧れの国
人間は弱いもの
イスファハニアン、ノーグッド
イマーム広場と金曜日
イラン北部・カスピ海ヘ
独身では駄目
海のような湖のほとりで
旅立つ少年たち
キアロスタミの風景
別れと再会
もう一つのイラン
複雑な社会
旅の終わりに
【付録】旅のペルシア語
【著者プロフィール】
●著者紹介●
秋野 深(あきの・じん) 写真家・執筆家
1970年生。福岡県出身。
本書の旅の翌年、会社員生活を終え2001年に写真家・執筆家へ転身。
主にシルクロードの自然や文化、日本国内の風景を撮影。都内にて写真教室アルトフォーカス主宰。旅行会社主催の海外国内撮影ツアーの同行講師も務める。
2002年、『イラン・思考の旅』で第1回文学メルマ!新人賞、紀行文部門大賞受賞。
2005年、イラン大使館にて講演。2006年、イラン大使館にて個展『イラン・建築美を巡る旅』を開催。
2008年、ウズベキスタン・サマルカンド文化歴史博物館にて独立17周年記念写真展"Colors and Shapes throughout the Silkroad History"(邦題:悠久のシルクロード、その色彩と造形)を開催。
JATA世界旅行博2008、JATA旅博2011(東京ビッグサイト)にて講演。
2012年、NHK BSプレミアム『極上美の饗宴』の「シリーズ平山郁夫の挑戦(1)執念のシルクロード」にゲストナビゲーターとして出演。
2014年、第7回タシケント国際フォトビエンナーレ2014(ウズベキスタン)に招待作家として参加。