・横スクロール、奥行きありのアクションゲームです
・ハメ技即死トラップ当たり前、クラシックゲームに多かった
　「はちゃめちゃ」さがあります
・アーケード版に比べ、プレイヤーキャラの攻撃方法がかなり増えています
・ダッシュやガードも出来るようになりました
・一部ダブルドラゴン２の敵キャラが出てきたりもします
・当時のこの系統のゲームが好きだった人ならこの作品も同じ様に
　　楽しめると思います
・クリア後のオマケ要素がなさ過ぎます。セーブ機能が何処にも効いて
　　いません。ファミコン時代はそうだったと言えばそうなんですが
・ボリュームが増えたのは嬉しいのですが、ステージ経過セーブが無く、
　　中断機能も無いのでプレイする暇を選びます。携帯ゲーム機用の
　　作品なのでこれはせめて欲しい機能でした

最高にイカした音楽の中、敵を次々薙ぎ倒していく爽快感が堪らないファイナルファイトと双璧をなす格闘アクションゲームです。
イヤホンでBGMを聞いているだけでも気分が高揚します。難易度はイージーで機を最大にしてコンテニューも最高にすれば大抵の人はクリアできるレベルです。
難という程ではないものの、一人二役の操作はもう少しなんとかして欲しいと思いました。

ＦＣ版では、アーケードと違うゲームのような感じでしたが
ＧＢＡ版は移植度が高く、かなり良い感じです。
ファイナルファイトなど好きな人にはおすすめです。

当時ゲームセンターに発表されるや否や驚異的なインカムを上げ、コンシューマーの移植等で大人気だった格闘アクションゲームが、12年の歳月を経て蘇る！
荒削りながらも練り込まれたゲーム性、当時アメリカで社会問題にまでなったバイオレンス描写、サンプリングによるリアルな打撃音。その全てが衝撃的で、当時のゲーマー達のハートを鷲掴みにしたものです。

しかし、安易な続編や技術力の低迷・何より製作会社の放漫経営によって一度その命脈は絶たれてしまいました。

そんな不遇の名作がゲームボーイアドバンスに蘇りましたが、ただのリメイクに終わらず、開発者の熱意と愛情によってシリーズ中最高傑作に生まれ変わりました。
ファイナルファイト以降から始めたゲーマーの人には古臭く感じるかも知れませんが、じっくり遊び込んでみれば練り込まれたゲーム性に触れる事が出来るでしょう。

旧作をプレイしたゲーマーにも、元作品の良さはそのままで新たな面白さを追加した納得の完成度に酔いしれる筈です。

敵の持つ強力な武器や、いやらしい地形トラップもプレイヤーの技術と閃きで逆手に取って進む事の面白さ、自分で連続技を組み立てる楽しさを一人でも多くの人に知って欲しい。そう感じる名作です。

ずいぶん前のFC版では
アーケードと趣きが違ったので楽しめなかったのですが、
このGBA版はまさにあのアーケードテイストを味わえます。

当時ゲームセンターで熱中された方、
『肘テツ』は弱体化していますが、
追加要素（技・キャラ・ステージ）がベースの一作目に
上手くミックスされており当時より楽しめる作品に出来あがっています。

未体験の方は、
一度『くにお系格闘ゲーム』をプレイしてみることを勧めたいです。
テクニカルな操作無しに、簡単にストレス解消出来るゲームだと思います。

リメイクものは期待に反するものも多いのですが、
このゲームの出来は良好です。