1.「基礎数学的な知識」や「古典的テスト理論」から詳述されているため,テスト理論を全く知らなくても基礎的な統計学の教科書を1冊読了していれば,誰でも理解できるように書かれている.
2.生データとSASプログラムが付いているため実践に生かせる練習ができる.
3.章の終わりに練習問題が付いているため理解が進む.
の3点である.
一方欠点は
1.生データの標本サイズが大きすぎて,入力するのが困難である(生データをWebに公開していれば良いのだが…).
2.同様にプログラム部も,少し大きなプログラムになっているため,入力するのが少々退屈である.