かつて17歳だったすべての女性に
★★★★☆
『SEX AND THE CITY』でサラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーが、まだ田舎の高校生で、いつかニューヨークで作家になるんだ!と夢みながらも、恋や友情にふりまわされていた日々の物語です。
ドラマとの違いもたくさんありますが、キャリーの一人称ということで、これまで知っていた「カッコイイ・かわいいキャリー」とはまた別の、飾らない彼女の内面を知ることができてよかったです(キャリーってあんまり働いてないように見えるのにお金持ちで謎だなーと思っていたんだけど、この本のキャリーを見ると、17歳ながら状況を楽しみつつもしっかりしてて、こういう女性は成功するだろうな、と感じました)。
それから、キャリーは1988年に高校を卒業ということで、80年代のファッションとかハイスクール・ライフもかいまみられました。とくに今30〜40代の女性は、まちがいなく楽しめるかと。おすすめです。