筆者の経営するカメラ店の苦労話ばかり。チラシの具体的な話はほぼありません。売り上げアップのためにチラシを有効活用しようと考えている人にはおすすめできません。

大型書店でチラシの書き方の書籍を探していた時偶然見かけ、中身をチェックすると「え？」。
なんか、言葉が悪いけどヤンキーのお兄ちゃんみたいな…。あれ、でも…
書き手の佐藤さんは、親御さんからお店（カメラ店）を任せて貰うのですが、よくある話で近くに大型量販店が登場し、ただですら上手くいってなかった経営が悪化。
ところがここから佐藤さんの逆襲が始まります。
いかに売るか、いかに生き残るかの模索の末、佐藤さんが編み出したチラシの技は、恐らく今の流通では一般化した技になっているように見受けられますが、自力でこれを編み出し、さらに研究に余念がない所に本当に頭が下がります。
品質管理では当たり前のPDCA（計画・行動・チェック・アクションのサイクル）の概念を恐らくは無意識に経営に取り込んでいる所にこの本の凄みがあります。
個人商店の経営者は、是非精読される事、お勧めします。私も６回以上は読み返しました。

｢販促の参考に｣と思って、この本を購入しましたが、単にチラシの作り方のノウハウ本ではなく、チラシを使って｢経営の根本｣まで踏み込んだ奥の深い内容でした。とっても解りやすく、しかも楽しい文章なので一気に読み終えることができます。
中小小売店の経営に携わっている方に、是非読んで欲しい一冊です。

これって読む必要あったのかなと思わせる本。たぶん、内容がシンプルすぎて、簡単に読めるぶん、内容が頭に残らなかったのかもしれない。もう少しがっちり固めてくれれば、じっくり読めたかもしれない。確かに読みやすいが、内容が感覚的で、技術的なことは少ない。商圏の考え方を新しくゲットしたかな。

たとえば、ある楽器を極めた人は、きっと他の初めて触る楽器を奏でてもやはり素人のそれとは上達の速度が違うのでしょう
ある格闘技を極めた人は他の格闘技
あるスポーツを極めた人は他のスポーツが・・・
というようにチラシの活用法を読んでいるつもりが
いつの間にか人生訓みたいなものまで踏み込んでくるという
なんて本だ！と感じました！
読めば作者の人となりや自分の進むべき道を
軽やかに明るく導いてくれるわかりやすい本です
普段はDVDなどの評論をしている私ですが
今回はこの本をオススメします