海外でも高い評価を得ている、電力会社の経営をテーマとした名作ボードゲームが日本語版となって登場。
発電所を購入するためのオークションや、需要が増えるにつれて価格があがってゆく資源の獲得競争など、経済的な要素をふんだんにとりいれながらも、分かりやすいルールでゲームとしての楽しさ・親しみやすさは折り紙つき。コマやカードによってゲーム中の情報は分かりやすく視覚化されており、自分の経営する電力会社の送電網が広がる様子が目に見えてわかるのも楽しいぞ。
付属のマップボードは両面仕様となっており片面は「アメリカ」、もう一方は「ドイツ」のマップでゲームをプレイできる。ちなみにこちらは広大なアメリカのマップ。
こちらのマップでは「ドイツ」を舞台としてゲームをプレイする。マップ上の地名は「アメリカ」「ドイツ」ともに原語と日本語の両方で記されているので、遊んでいるうちにおのずとその国の地理も理解できてしまう。
エコでクリーンな再生可能エネルギーを利用したものから、化石燃料を使用するもの、希少な地下資源を用いたハイパワーなものまでいろいろな発電所が建設できる。それぞれをうまく運用して、無駄のない効率的な電力供給を実現しよう。
ゲーム中に使用される資源や、誰が都市へ電力供給する権利を獲得したかといった情報はカラフルな木製コマで示されるのでわかりやすい。また、ゲーム中に支払ったり受け取ったりするお金も、専用の紙幣が付属しているので数えやすく、見た目でもゲームを盛り上げてくれる。