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匂いのエロティシズム (集英社新書)

価格: ¥714
カテゴリ: 新書
ブランド: 集英社
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読むのに使った時間を返せ ★☆☆☆☆
根拠のない推測の上に、論理のないおしゃべりを、聞きかじったテクニカルタームで積み上げただけの、エセ学術書にもなりえない、なんの価値もない書物。
なんでこんなつまらない内容のものが刊行されたのか、出版元にも責任あるで、ほんまに。
面白いです。 ★★★☆☆
これで勉強ができるかといえば疑問ですが、アロマテラピーを勉強する者として、息抜きの読み物としてなら、とても面白い内容だと思います。
匂いに関する勇気ある仮説 ★★★★☆
 おもしろい本ではあります。新書のページ制限を考えれば良書の部類に入ると思いますが、トピックによってはこだわる部分と流す部分とがあり、ムラが感じられます。そのムラというのは、著者自身がエロティックな部分において本当のカミングアウトをしていないからではないか?自身、調香師であり、性体験もあるならば、著者独自の体験談も入るべきではないのか?

 繰り返される空想の粋を出ないフェチ論などにはうんざりしたが、知的な著者の語彙によって構築された仮説は楽しみながらためになります。

エロと匂い ★★★★☆
いやー面白かった。最近は人文科学、社会科学などの本がすこぶる面白い。新書が面白いのだろう。これは匂いとエロについて書かれた本だが、瞠目せしむる個所が多々ある。鼻と性器の関連性、女性のバイオリズムと匂い、匂いフェチ(ラバーフェチ、ブルセラマニア)など書かれていてかなり愉快。フェロモンについても、勉強になる。確かに、我々はあまりにも「匂い」の効用について鈍感だったのかも知れない。とりあえず読んで損はないはず。
おもしろい! ★★★★☆
やや強引な論理付けも見受けられるが、匂いとエロティシズムの関係をここまで深く思索した本は日本にはないでしょう。従来の視覚によるエロティシズムの認知という一般的理解を覆す面白い本。おすすめです。