注意しなければいけないのは、この本の著者はマーフィーではなく、
「マーフィー”無限の力”研究会」という組織だということです。
この謎の組織については一切説明がなく、恐らく架空のもので、
三笠書房の編集者が企画して、フリーのライターに書かせている
のだと思われます。
（この著者名で何点も書籍や翻訳が出ていますが、
　版元はすべてこの三笠書房のようです。）

内容は、マーフィーのいろいろな著作を自由に要約したような感じで、
実例の多くは日本のものとなっています。
悪い本ではないと思いますが、マーフィー自身の著作物とは
テイストが全く異なります。

マーフィーの著作には、宗教色があって（マーフィー自身が
ニューソート派の牧師なので当然ですが）、そこが一般的な日本人
にはややなじみにくい点でもあり、同時に独特の魅力でもあるのですが、
その部分は見事なまでに総てカットしてあります。
その結果、読みやすいといえば読みやすいですが、何か本質的な
ものが失われたように感じます。

表紙とカバー見返しを見た限りでは、マーフィー自身のオリジナル
であるかのような作りになっていて、詐欺とまでは言いませんが、
こういう本の作り方・売り方というのは道義的にどうなのかと、
間違えて買ってしまった私は思いました。

マーフィーを知って少し経ったころに購入しました。
「同じ環境にあるにもかかわらず、成功した人と、失敗した人、この二人の考え方の違いは何なのか」という解説が多く、とても参考になります。
シンプルな方法ですが、ぜひ実践していきたいと思えるような内容がいっぱいです。
自分は小説などは読んでも途中で飽きてしまうのですが、この本は文章だけでイラストも無いのですがとても読みやすく、しかも何度も読み返してみたくなります。買ってから数年経ちましたが、未だに読み返しています（笑）気に入ったページは端を折ったり。
お値段も安いのでオススメです。

私がこれまで読んできた「マーフィー」関連の本に比べ

　親しみの持てる実例が多いという印象を受けました。

　読んでいるだけで、心に力がわいてくるようです。

よく「マーフィーの法則」という言葉を耳にしていました。
　しかし、あまり興味もなかったのです。でも今回は、このタイトルに惹かれた事と安さもあって購入してみました。暇つぶしに読んで見よう。そんな軽い気持ちでした。
　読んでみると誰にでも出来うること。しかもそれでお金も手に入る。希望している事は何でも叶う。唯々簡単な内容です。
　しかし、私は目の前が明るく光輝きはじめました。　たった一冊の本でこんなに自分自身が変わるとは、思ってもみませんでせした。　でも、本当に読み始めてすぐ、気持ちが晴々しました。　あらすじ等を見ると単純すぎてバカバカしく思う人もいらっしゃるかもしれません。
この価格でこの内容読みやすく理解しやすい内容です。
　これで私は、マーフィーにはまってしまいました。良い事もありました。　また、ほかの物も購入します。

潜在意識というスーパーコンピューターをどう使いこなせばいいかがわからない・・・。それが私たちです。本書は、その素晴らしい機能を十分に活用する方法を示しています。自分が本当に願っていることを心に思い浮かべる、それだけで潜在意識は働き始めるというのです。「私はだんだんよくなっていく」「私はだんだん幸せになっていく」と現在進行形で願うこと、これがポイントだそうです。潜在意識はパソコンと同じように、インプットしなければ動き出さないが、間違った入力をすれば、間違ったように動くとの事です。つまり、いいことをイメージしながらも「多分だめだろう」などと考えればそのとおり実現してしまう。だから、いかにマイナスの想念を排除するかです。しかし、本書を読み進めれば、潜在意識の絶大な威力への信頼感が増大し想念がプラス化すること請け合いです。