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ダーク・タワー〈5〉カーラの狼〈上〉 (新潮文庫)

価格: ¥780
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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七人の侍+α ★★★★★
「IT」以降のキングは読んでいなかったので、キング先生とはお久しぶりです♪
ライフワークと聞き、今回、シリーズ全巻を買いこんで一気読みしました。
長いです(笑)
キングワールドをたっぷり楽しめますが、後の方になると「あれ、そんなモン出てきたっけ?」というふうに記憶の混濁が現れてきてしまいました。
似たような音感の造語が多くて「???」
自作品からの引用も多数あり、読んでないとイマイチ「???」
まあ、ストーリーの構成上からも再読は必至という感じですので、2度目のサイクルに突入しました。
全体のレビューは今のところ☆4
登場人物のひとりに違和感を感じる(!)ことと、再読+精読しないとこの小説の真の味わいは分からないだろうことから、一応マイナス☆1ってことで。
ですが、「カーラの狼」に関しては☆5です。
シリーズ中、一番盛り上がる部分でしょう。
前章より6年経っているということですが、ブランクはぜんぜん感じません。
「七人の侍」に強くインスパイアされたストーリー展開で、キングが書くとこうなるんだ〜と興味深いです。
キングらしい遊び心も満載で「ぜひ映画にしてくれ!」と思わせる(実際、映画化の話しはあるらしいですが・・・)シーンの数々も用意されています。
5章以降をまだ読んでいない方、もったいないのでぜひ・・・

「このシリーズはキングの最高作か?」と問われると「うーん、どうだろう?」と思いますが、ホラーというジャンルだけに収まらない多元的なキングらしい作品であり、意欲作であると言えるでしょう。
なにより、読んで面白いってのが重要です♪
やっぱり暗黒の塔シリーズが1番好きだ… ★★★★★
この5部が出るのをどれだけ待ったことか。

その間に一時の熱は冷めたかと思われたけれど…
読み始めると、いともたやすくその世界へ連れ戻してくれました。
いや連れ戻すどころか、のめり込まされた。

とりあえず5部だけ…と思ったのに。
読み終わったとたんに耐え切れなくなり、残りを一気買い。
あーもーキングさん、あなたには敵いません…。

5部〜ラストまでの中でいえば、この5部が1番好きだった。
カ・テットが揃っているというのはいいものだ…と
シリーズ読み終わってから、しみじみ思った。
この瞬間のために生きてきた、と言ってもいいような気がしてきた。 ★★★★★
 第五部の帯には「この瞬間のために続いた怒濤の連続刊行、沈黙六年」と大きく銘打ってあった。六年?僕が初めてダークタワーの第一部を読んだのが、中学生一年生だった1999年で、手元にある角川版「魔道師の水晶球」のハードカヴァーは、2000年5月30日に初版が発行されている。本屋の新刊コーナーに第四部を見つけて買ってから、なるほど、六年近くがたっていることになる。
 六年は長い、長すぎる。その間に僕の身長は20センチ以上は伸びて、様々な経験もした。だからこの第五部が本屋に積んであるのを目にしたとき、暗黒の塔とは無関係な、諸々の記憶(だいぶ前に亡くなった母や祖父のことなど)がフラッシュバックしてきて、おもわず涙しそうになった。まだ中身を読んでもいないのに。
 そして読み終えて一言。とにかく、僕はこの暗黒の塔については正常な判断能力を失っているだろうから、一人のミーハーなファンの贔屓目に見た感想ぐらいに思って欲しい。
 
 やっぱり六年待った甲斐があった!四部をまるで昨日読み終えたかのように、すんなりと話に入っていけた。ローランドの激しい関節炎、ライトセイバーみたいな武器をもった〈狼〉との戦闘、親友カスバートの最後、そしてあの「どこでもドア」再び。スティーヴン・キング本人も登場してさらに熱い展開へ。いままでになかった暗い感じの複線も張られていて、今回も先が気になるところで次の巻へと続いている。『呪われた町』のキャラハン神父が登場して(かなり重要な役)、後日談を語っているので、読んでいない人は『呪われた町』(集英社文庫)で予習をしておくとより一層楽しめます。まぁ、読んでいなくても、どうということはないのだけれど・・・
 普通の人にはどうでもいいことだと思うけど、今まで原書と同じだった新潮版の表紙を描いているSteve stone氏が、今回特別に新潮社のために表紙を書き下ろしてくれたことがちょっと嬉しかった。