ドキュメントスキャナScanSnap S1500を購入した際、Acrobat9が付いてきたのですが、全く使いこなせていませんでした。このままでは、宝の持ち腐れなので、解説書を購入しようと色々探してみました。
どうも、そもそも解説書自体があまりないようですね。
数少ない中から選択したのが本書でした。

帯にも書いてるのですが、初心者から中級者対象のようです。確かに読んだ感じではそのような印象を受けました。
初心者向けのこの手の本だと、文字通り初心者対象で、ざっと一読したら２度と読み返すことがないといったものがよくあります。しかし、本書は一読して終わるような内容が薄っぺらいものではないですね。暫らく使えそうだと感じています。

オールカラーなので、若干値段は高めですが、他に良い本がないので（初心者から中級者向けの本だと）、消去法でこの本がお勧め本になるのではないでしょうか？

この本を読みさえすれば、一応一通りのことはできるでしょう。
ようやくAcrobatを使いこなせそうです。

WORD文書を商用印刷で使用可能なPDF/Xに変換する必要に迫られて、ｿﾌﾄと共に本書を購入。
他の参考書と比べて本書は、PDF/Xについての解説がきちんと個別の章として記載されていたのが選択の理由です。
おかげさまで、問題なくPDF/Xを作成して印刷業者に納入することができました。

本書は画面の画像付きで分かりやすく解説してくれているので、初めてAcrobatを使用する人で右も左も分からない方にお勧めです。
ただし、オール・カラーでその分、高いですが・・・

参考までに、私がPDF/Xを作成時に少し行き詰った点を何点か。

・ﾍﾟｰｼﾞ数が多過ぎると変換時に異常終了するので、ﾍﾟｰｼﾞを分けて変換した。また、一度、異常終了するとWord側でｶﾞｰﾄﾞがかかるので、Wordｵﾌﾟｼｮﾝのｱﾄﾞｲﾝで、無効なｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝを解除する必要がある。
・ｽﾄﾚｰﾄにPDF/Xに変換できない。一旦、PDF/X作成用のPDFを作成してから、PDF/Xに変換しなければならない。（私は、最初、PDF/X作成用のPDFを作って、PDF/Xができたものと勘違いしていました）

業務でAcrobatをVer6以前から使用しています。この本はVer.6用の頃からお世話になっていますが、著者も巻頭で言っているようにこの本は初心者、中級者向けです。友人の司法書士達にも勧めて入手してもらいました。もし、もっと専門的に高度な事をやりたかったらアドビ社のサポートをWebサイトを利用すればよいのです。またはアクロバット以外を使えばよいのです。アドビ本社でセミナーも受けましたが、一般の方はこの本を参考にするのは一つの方法ですよ。悪い参考書ではありません。特にVer.9からはなにか参考書が必要です。

完全解説と帯に書いてありますが、細かな大事な部分がほとんど抜けてます。
大まかな機能のみで半分くらいしか解説されていません。
具体的には、フォームの解説は実際の機能の３分の１程度。
その他にもたくさんありますが割愛します。
カラー写真も豊富で初心者向けのようですが機能の解説が下手すぎる。
素人が友達に教えるような文章力。

キツイ言い方ですがお金を出す価値はないと思います。
※自分はライバルの出版社ではありません。

本書は、Ａｃｒｏｂａｔを利用したＰＤＦの作成および利用方法を目的別に分けて解説しています。はじめから読み通す必要はありません。用途に合わせ、知りたい操作の部分からご活用ください。（まえがきより）