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鬼哭転生

価格: ¥3,000
カテゴリ: CD
ブランド: キングレコード
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陰陽座の原点、轟音を纏いて妖怪が来る ★★★★★
妖怪へビィメタル陰陽座のデビューアルバム、

初めてとは思えない程に完成された楽曲群です。

ではレビューします。

1曲目 降臨

緊張感を徐々に高めるインストルメンタル。

魔界から妖怪たちが現れてくる様子を表現しています。


2曲目 眩暈坂

ハードなサウンドと非常に難しく美しい日本語、陰陽座スタイルです。

最初単調かな、と思いきや、めくるめく展開に引き込まれます。途中の

黒猫の語りと叫びはゾクゾクします。これ以降のアルバムでは聴けないくらいの

ハイテンションでぶっ飛んでいます。


3曲目 鬼

重量感のあるサウンド、瞬火と黒猫のボーカルで火花を散らしています。

この重量感はブラックサバスを連想してしまいます。

実に巧みな編曲です。素晴らしい。


4曲目 逢魔刻

重くどっしりした曲です。「どっしり」を堪能できます。

黒猫の歌が曲に独特な色彩を与えています。


5曲目 文車に燃ゆ恋文

黒猫の歌唱に注目!演歌風の歌唱がハードロックに合うなんて!

唄にノックアウトされます。瞬火はベース弾きまくりです。


6曲目 氷の楔

雪女を歌った曲も黒猫の声も美しいバラード

妖怪の哀しみを綴った歌詞が素晴らしいです。

サビは特筆ものです。


7曲目 鬼斬忍法帖

がんがん突っ走るメタルナンバー

巧みな編曲でラストに向かって怒涛の如く盛り上がります。


8曲目 百の鬼が夜を行く

陰陽座を代表する曲。

妖怪が練り歩いているようなギターリフ。

実にドラマチックな展開です。特にライブでは必見。


9曲目 陰陽師

イントロから展開する和の世界。これぞ陰陽座。

突如としてその静寂を突き破る疾走感溢れるハードロック

スローとアップテンポの使い分けが実に上手いドラマチックな曲です。


10曲目 亥の子唄

民謡の歌詞と思われますが、曲は殆どスラッシュメタルです。

途中で黒猫の世界が展開し、実に独特な良さが出ています。


以上、レビューでした。ファーストアルバムとは思えぬ、濃さ、完成度です。
良いアルバム ★★★★★
氷の楔はとても悲しげなバラード。
鬼斬忍法帖はヘヴィな曲でライヴでも人気のナンバー。
そしてハイライトは陰陽師。期待感をあおるイントロ、
そしてAメロから疾走し、サビではジャーマンメタル風に盛り上がる。

他の曲を聴いて陰陽座が好きになった方はぜひこのアルバムも聴いてください
遡ってはみたけれど ★★★☆☆
なるほどメタル魂の根源は確かにここにある。
といって良いほど素質ありな名曲ばかりですね。
でもというか難を言うと、アルバムを重ねた今のアルバムの方が
メタルとしての完成度と奥行きは断然良い。
流石というかこれは仕方の無いことかもしれませんが
妖怪メタルとしては初期はやはり弱いですね。
濃い ★★★★★
陰陽座らしさがつまった濃いアルバム。
「眩暈坂」は珍しくほとんど男声が歌う。曲展開などからも、どうしても人間椅子を連想してしまう。女声は台詞とちょっとコーラスを入れるだけ。しかし、その台詞パートが異様な存在感。非常に濃い怪談の世界。
「逢魔刻」は地を這うように重くゆっくりと始まり、途中で疾走し始め、女性ボーカルで感動的に盛り上がり、再びもとのスピードに戻って終わる。人間椅子の名曲「黒猫」とそっくりな部分も多々あるが、男女ツインボーカルを生かしたドラマチックな展開は陰陽座ならでは。壮大で感動的な名曲。
「文車に燃ゆ恋文」は最初聞いた時かなりショックだった。ゴリゴリのハードロックに和歌の詠唱にも似た平安時代っぽい(?)たおやかなメロディーの女性ボーカルという一見正反対の要素が乗っかり、見事に融合しているというカッコよさ。これぞ陰陽座!
「氷の楔」は雪女の悲しみを歌った、しっとり美しいバラード。
「百の鬼が夜を行く」はメロディアスで王道的、ツインボーカルの入れ代わりも鮮やかな非常に陰陽座らしい名曲。後半はスピードダウンしてねっとりした雰囲気に。菅原道真の呪いで京の都を百鬼夜行が襲う。
「陰陽師」は黒猫さん作曲にしては珍しくバラードじゃない。ギターソロの後の展開、ピアノにのせた語りとピアノに切ないギターが重なってくる部分が無駄に感動的で大げさなのが良い。
「亥の子唄」はヘビメタ民謡。後半の女声パート、わらべ歌、数え歌のようなメロディーをハードロックに乗せて歌ってしまうのが面白い。
原点アルバム ★★★★★
インディーズ時代の1stアルバムの再販盤。おどろおどろしいインストから続く、いかにも妖怪が闊歩していそうな闇の世界を彷彿とさせる独特の和の音世界が繰り広げられます。
陰陽座といえば、高い演奏力や歌唱力にも増して、先ずは「和の妖怪の闇世界」をコンセプトにヘビィメタルをやるという意外性、プロデュース力の勝利という気がする。
濃くて、熱くて、ちょい泥臭くて、ヘビー度抜群。メジャー後のどの作品よりメタル魂に溢れた、正に陰陽座の原点が分る、ファンなら絶対に外せない一枚でしょう。
鬼だ妖怪だとおどろおとろしい曲が続く中に挿入された「氷の楔」は、暗闇に聴く天女の声のようで何とも印象的。