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藍より甘く (幻冬舎ルチル文庫)

価格: ¥580
カテゴリ: 文庫
ブランド: 幻冬舎コミックス
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読みやすい ★★★☆☆
こちらで評価が高かったので読んでみました。
癖のない綺麗な文章で、とっても読みやすかったです。
2009年初刊で、内容もすごく現代的。時代背景やら、設定背景やらが濃いので
物語に入り込みやすいのですが、10年とか経って読むとこいうのって、どうなんでしょ?とか
無駄な心配しちゃったりして。

農作物である藍について詳しく書いてあったりしてリアリティがあって、いいです。
切なくて、でも甘くて、人気があるのに納得です!

たまたま、こちらで評価が高かった
高遠瑠伽著「好きで好きで好きで」と連続で読んだのですが
内容や構成がと〜っても似ています。どちらの話だったか、混乱するくらい。
この手の、切なくて泣けるタイプが好きなら、そちらもおすすめです。
評価につられた ★★☆☆☆
評価が良かったので購入しましたが、あまり感情移入できませんでした。せつない系が好きなので、期待していたのですが、文章が軽くてわざとらしい気がしました。綺麗にまとめようとしている感じは伝わったのですが・・・。私の好みではなかったです。
綺麗な文章 ★★★★☆
評価が良かったので、購入してみました。
皆さんが言ってるように、とても綺麗な文章と、雰囲気のある世界観に引き込まれました。

特に受が攻のブログに残したメッセージにはほろりとさせられました。

でも、その後はいらなかった様な…。ふたり別々の道を選んで、会うことはその後無かった…と言う感じの方が
私は良かったかな…。

まぁ、好みの問題ですな。
一見、クールな片想い。でも実は。 ★★★★★
文章の巧さは相変わらずです。そしていつも感じるのは、キャラの会話文はかなりくだけた現代風なのに、作品全体を覆うある種の「品の良さ」「美しさ」、これが私にとっては一穂作品の一番の長所なんですよね。
BLってその作品世界自体がまぁ特殊ですよね?男性同士の恋愛が普通、という大前提があり、様々な「お約束」がある。(もちろん例外はありますが)そういったコトを踏まえて、ある程度のテンプレに添った話を読むのもそれはそれで楽しくはあります。
けど、たまにはいいよね、こういうの。一目惚れしたことを「あくびした拍子に桜の花びらを呑んでしまったような」などと比喩できる作家。うーん、さすが。
BL要素が薄い、とよく言われる一穂作品ではありますが、ラブ以外の部分にも一定のレベルを求める方は一度読んでみて下さい。既出作品の中でも、これはかなり面白いと同時に雰囲気もそこなわれていません。
お薦めします。
水のような ★★★★☆
評価が良かったので購入してみました。この作家さんは初めて読みます。
表現が自然で綺麗でするすると水のように心に入って来ました。
お話も切なくてとても良かった。
ただ、ストレートだった主人公がなぜ友人を性的な意味で好きになったのか分かりませんでした。
今まで友人としてしか見られないと強調されて来て、どうして最後になってその行為が可能になったのか。
人間的に惚れるのはよく分かります。でも、精神的なものだけではどうにも苦しい。
それ以前に、友人を性的な対象として見始めてしまう、というような描写があればこんな違和感は覚えなかったのかもしれません。主人公が受け身ならまだ理解できたかもしれません。
最後まで肉体的に結ばれなければ☆5つでした。