PS2やDCで発売され大人気を博した純愛テキストアドベンチャーゲーム「みずいろ」。そのオリジナル版を制作したPCソフトメーカー“ねこねこソフト”のファンディスクに収録された「120円」シリーズが、ついにPS2で発売となる!!
PS2版では、ファンディスクに収録されていたオリジナルショートノベル「120円の夏」「120円の冬」に加え、「120円の春」と「120円の秋」のふたつのショートノベルが新たに追加。シナリオは「夏」「冬」はもちろんのこと「みずいろ」本編を手掛けた片岡とも氏の描き下ろしシナリオとなる。フルボイスで春夏秋冬を駆け巡っていく淡く切ない女の子たちとの恋物語をじっくりと堪能したい。お手頃な価格も魅力的。(横島 純)
日常生活でのちょっとしたいい話
★★★★★
冬、夏、秋、冬、それぞれの季節でであう女の子との、ありふれた日常の中の、120円にまつわる良い話が
楽しめる作品です。
ねこねこ信者なので(笑)発売前からかなり期待しておりましたが、
果たして発売から数年経過している今でも愛すべき作品と呼べるレベルです。個人的に。
主人公がユーザーから感情移入しやすいさっぱりした性格なので、ストレスを感じる事無くサクサク
読み進められます。各ストーリーの章(?)がきりのいい箇所なので、忙しい場合でもちまちま読み進めることが
可能です。
ヒロインのキャラクターも可愛く、声優さんも豪華です。
短編集なので、すぐにコンプリートできてしまいますが、おまけのミニシナリオや、各ストーリーに主題歌があり、
すべての曲をミュージックモードで聴く事ができます。
日常生活で疲れた時に、ちょっといい話を読むと、心が温かくなるかもしれません。
それにしても春の主人公、「自分の歳+100年生きる」計算はちょっと長過ぎだと思います(笑)
心に優しい良い話です
★★★★★
話はあまり長くは無かったけどどの話も良く、特に春には泣きましたね…
しかし泣いたと言っても悲しいから…ではなく、良い涙でした…
この物語が終わった時…誰かに出会えた偶然に感謝したくなります……
最近疲れていたり…思い悩んでいる人に…この作品をやってほしいなと…思いました…
価格からすると範囲内
★★★☆☆
元々、ファンディスクであったためストーリーはそんなに濃くない。
ストーリーはちゃんと出来ている。しかし、主人公、ヒロイン、世界観はちょっとオタクチックな感じがする(これはこれで面白いよ)。
面白さは、価格からすると妥当なラインかと思う。
でも面白かったよ!
短篇と侮ることなかれ
★★★★★
春夏秋冬+夏番外の5つの短篇が楽しめるのですが自分的には好きです(冬と春の話が特に)春以外の話が短いという点は否定しませんが実際に立ち絵、イベントCGなどは話の長さにしては多いと思うししっかりと作りこんであると思います。内容は全体的にシリアス路線ではなく、ほのぼの感動系(?)なので重たいストーリーのゲーム後の息抜きにやってみるというのもいいかも知れません(ゲームをせず、休憩したら?というツッコミはなしの方向で・・・)
疲れたあなたへ愛情1本
★★★★★
さすが片岡とも氏といったところです。テキストにどんどん引き込まれていく感じです。銀色やナルキッソスが精神的に大人である人のための作品であるとすれば、こちらは現実に直面し疲れた大人のための作品であると個人的に思います。