良書
★★★★★
内容紹介に次のようにある:
「「英語・日本語の読み書き」に役立つインターネット活用法.Web上に存在する文章を全て言語表現のデータベースと見なし,ネット検索のヒット件数を用いた市場調査を行うことによって,「ネイティブスピーカー」の言語感覚を疑似体験し,より自然な表現を調べるための表現辞典として徹底活用するための方法を紹介しています.」この内容紹介で、本書の内容は十分説明されている。
Googleのフレーズ検索とワイルドカード検索を利用することで、英語を書いたり読んだりする際にGoogleによる検索がどのように役立つのかが説明されている。同様の方法を用いて、日本語の正しい表現を検索する方法も書かれている。更にイメージ検索を利用することで、英語の表現理解を深める方法なども書かれているし、Googleを計算機として使用する方法(計算だけでなく、単位の変換)についても書かれている。このような内容を知らない人にとっては非常に有用な書籍である。
レビューの高い『Google 英文ライティング: 英語がどんどん書けるようになる本』よりも、安藤さんのこの本を私は薦める。