●本書の内容
本書『FUJIFILM X30 プロの撮り方』では、2/3 型有効約1,200 万画素X-Trans CMOS II センサーを搭載したFUJIFILM X30（以下、X30）を使って、プロカメラマン・楠田佳子と旦昌弘がその実力を十分に引き出すための撮影のポイントを詳しく解説していきます。X30 の特徴的な機能はもちろん、各写真の撮影時にもっとも意識したポイントにプラスして、撮影時にいつも意識している9 つのポイントを解説。「ピント」「構図」「色彩」「光線」「高さ」「角度」「画角」「深度」「速度」の9 つのポイントから写真をみていくことで、プロがなにを考え、どんなテクニックで撮影しているかをより深く理解できるしくみとなっています。

●本書の目次
ぼろフォト解決シリーズ051
『FUJIFILM X30 プロの撮り方』

−Contents−

004　本書の読み方

■楠田佳子の撮り方
008　シルエットで描く
012　橋脚をダイナミックに
016　パートカラーで印象的に
020　紅葉をあざやかに描く
024　薄暮とシルエット
028　ノスタルジーを描く
032　奥行きを表現する
036　逆光とぼけで描く
040　オリーブにみずみずしさを
044　冬の海の群青色を表現
048　茜色に染まる丘
052　イラストのように表現する
056　彩度を抑え静寂を描く
060　夜の街角を描く
064　ダイナミックトーンで夕景　

■旦昌弘の撮り方
070　金色の船首像
074　陸橋の果て
078　かもめ
082　真昼の街灯
086　街角の斜光線
090　赤いツタ
094　夢で見た花
098　落ち葉と影
102　トワイライト
106　白いフェラーリ
110　観覧車のある夜景
114　金属の輝き
118　ジャズ喫茶の300B
122　ウォームトーン
126　夜の窓

130　撮影を終えて

●著者略歴
Photographer・楠田佳子
OL から広告写真の世界に転身。25 歳でさらなる進化を求めて株式会社プロテックに入社。岡山を拠点に活動。常識にとらわれず心で感じた素直な感動で写真を撮ることをモットーに、プライベートではいつもカメラを持ち歩き、心が動いたらシャッターを切っている。

写真家・旦昌弘
関西大学文学部卒業。神戸新聞事業社制作部写真課、神戸新聞マーケティングセンター、神戸新聞クリエイティブセンターのカメラマンとして勤務。1982 年、studio DAN 設立。2005 年より神戸芸術工科大学講師非常勤講師、2010 年より倉敷芸術科学大学非常勤講師。

※本書は2ページ見開き写真が多数掲載されています。そのため、画面の向きロックは解除して、横向きの見開き表示でご覧いただくことをおすすめします。