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ハリーとトント [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
嫌猫家のわたし、やっと観ました ★★★★☆
上映当時は嫌猫家の私がわざわざ老人のロードムービーを見るか?という感じで無視してました。
それでなくても同時期、米作品は「タワーリングインフェルノ」、仏作品は「エマニエル夫人」、
邦画は「砂の器」と観たい映画は目白押しだったのです。
急いで(ハリー)観ようとは、(トント)思わなかったのでした。

30年を経てDVDがやっと登場し、そう言えば地味だけど当時評価は高かったよなって感じで
重い腰を上げ今回やっと観たのです。地味な老人と猫の物語だけど、昔の恋人を施設に訪ね、
自分のことは今は忘れた老女と踊るシーンはほろっと来ました。

今でも嫌猫家の私ですが、演出における猫の扱いもケレン味がなく厭な気はしませんでした。
きっと自分も歳を取ったということだろうな。  高齢化社会に贈る映画です。
人生に飽きないことの素晴らしさを教えてくれる。 ★★★★☆
住んでいたアパートが取り壊しに遭い、老人が愛猫トントと息子の家へと旅するお話です。
見知らぬ人に親切にしてもらったり、親しくなったり、そんな歳になってから人生で初の
体験をしたり(どんな体験かは観てのお楽しみ)。
道すがら人とのふれあいによって、愚痴っぽかった老人が色々な楽しい経験をします。
良いことばかりでなく、最後にはちょっと悲しい出来事も起こるのですが、それでもネガ
ティブなまま終わりません。

刺激的な映画を好む方にはオススメしません。おそらく退屈してしまうでしょう。
どんなに歳を取っても、考え方と行動一つで人生はいつまでも謳歌できる。
それをそっと教えてくれる素敵な作品です。
年齢を重ねる毎に受け取り方の変わる作品ではないかと感じたので、数年後にまた観ます。
ポール・マザースキー監督の悲喜こもごもの和やかな秀作 ★★★★★
☆ニューヨークのマンハッタンに住む老人ハリー(アート・カニー)は行政の区間整理のため立ち退きを余儀なくされ、愛猫トントを連れて長男や娘を訪ねて、各地を転々。旅の途中に知り合ったヒッピーの少女や意気投合したインディアンのサム(ダン・ジョージ)を含めた、様々な人々と束の間の和やかな交流を得ながらのんびりな旅を楽しみ、老人ホームで、初恋の女性(ジェラルディン・フィッツジェラルド)と再会するが、彼女はボケていてハリーがわからない…。という、感動的なお話の積み重ねをロード・ムービー形式で、ゆったりとした穏やかな演出を駆使して描かれた、情感と人情味たっぷりの素晴らしい作品。監督・製作・脚本を手掛けたのは、家庭と家族の現実的な内面性重視の人間ドラマを得意分野としている、名匠、ポール・マザースキーが担当。ハリーの旅を通して垣間見る人間模様と人生観を明るい兆しを通して、老いの辛さや、独りぼっちになる事の悲壮感&孤独感を鮮明にあぶり出し、嫌味なく爽やかに展開されるのが実にお見事である。お涙頂戴な趣向に傾かない構成も優秀。主役のアート・カニーのしみじみとした自然体の名演技は特筆に値する。アカデミー賞主演男優賞も納得であります。猫のトントも重要な役割をきちんと果たしている。純真無垢な描写も大いに認めたい。微笑ましい、麗しき秀作でございます!☆。
老人の身にヒシヒシと迫る喪失感 ★★★★★
 住んでいた家を強制退去させられ、ソファーに座ったまま運び出される老人ハリーの喪失物語が始まる。
続くのはアメリカ映画お決まりのロード・ムービー。
アメリカに優れたロード・ムービーが多いのは、その国土の広さからだろう。

「東京物語」に似た展開、次々に子供たちを訪れても「招かれざる客」、彼の居場所はない。
中の良かった老人の死、認知症となった若き日の憧れの女性。そして一緒に旅するペットの猫トントも、、、。
彼はそれらを受け止め、決して安易に泣いたりはしない。

アメリカン・ニュー・シネマの匠、ポール・マザースキー監督の秀作、
老人の喪失の物語が淡々と語られ、心に迫る。
待っていました! ★★★★★
ビデオに録画ものを劣化するまで何度も見ました。
何回見ても感動の映画です。
ただのお涙ちょうだいではなく、考えさせられるところが良いです。
テロップの最後のトントの字にまた号泣。