子供と一緒に何度も声に出して読みました。
★★★★★
小学一年生の二男が図書室で見つけたのがきっかけで、親子で夢中になりました。
何度も声に出して読んでいるうちにお互いにお気に入りの一遍ができたり、ユニ−クな作者名から題名を当てっこしたり、親子の時間をとっても楽しい時間にしてくれます。昆虫たち、草や木、お日様の温かさ、風のにおう草原、みんな本のなかで生き生きと動いています。
子供たちはあっという間に詩を暗記してしまいます。そしてそのリズムの良さにすっかりはまってしまったみたいで、日常会話の中でもリズムのある話し方をするような時が増えてきました。そうして日本語の面白さを無意識に実感しているようです。
装丁も美しく、何度も手に取ってしまいたくなる本です。