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昭和天皇、敗戦からの戦い―昭和史の大河を往く〈第3集〉

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: 毎日新聞社
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昭和天皇と弟宮が生きた昭和という「哀しみ」の時代。
皇居の濠を隔てて対峙する昭和天皇とマッカーサーの息詰まる心理戦。
“天皇制下の民主主義体制”へ、この国のかたちを決めた決断の時を、
昭和天皇と三人の弟宮が担った歴史的使命を、新視点で問い直す。

<目次>
昭和天皇とマッカーサー
皇居の濠を隔てて対峙する二人の視線
占領者と被占領者の「黙契もっけい」
皇居前広場にこだまする「音」
極秘裏に行われた両者の第二回会見
占領者の帰国と被占領者の意思
昭和天皇と弟宮
富士山を見つめていた秩父宮
秩父宮──近代日本で初めて経験する第二皇子という立場
秩父宮──日米開戦と御殿場での療養の日々
八月十五日の秩父宮──開かれた皇室への舵取り役
昭和天皇の弟宮たちへの思い──二・二六事件に際して
明治天皇の期待を担った皇孫たち──皇室の近代化への道
大正期──それぞれの道を進む皇子たち
高松宮の最期の日々──昭和天皇との思い出
日米開戦前夜──高松宮の昭和天皇への進言
新発見『小倉侍従日記』が伝える高松宮と昭和天皇との激論
終戦後の高松宮──兄宮の「人間宣言」を側面から支援
三笠宮崇仁殿下が著者に託された資料──戦争への真摯な反省の念
三笠宮崇仁殿下──終戦への戦い
三笠宮崇仁殿下──戦時に日本軍の誤りを指摘
昭和天皇と弟宮が生きた昭和という「哀しみ」の時代
〈同時代史〉から〈歴史〉へ移行する昭和天皇像
相次いで公開された側近たちの記録が伝える昭和天皇像
昭和天皇にとっての八月十五日──先帝を超えて
あとがきに代えて──
昭和天皇の勝利、天皇制下の民主主義体制へ