縦隔腫瘍・胸膜腫瘍 (腫瘍病理鑑別診断アトラス)
価格: ¥30,927
縦隔腫瘍は、多彩な胸腺腫、リンパ腫、囊胞性疾患など鑑別診断の多い分野である。また、胸膜腫瘍として最も重要な悪性中皮腫は、2005年に社会的に大きく取り上げられ、救済・保障制度が整備されたが、数十年の潜伏期や進行症例の難治性を考えると、今後益々、診断、とりわけ早期病変、細胞診の診断が重要となる。本書は病理医の役割が決定的に重要であるこの縦隔腫瘍、胸膜腫瘍の標準的な腫瘍病理学アトラスとして、病理医の日常を支える参考書である。 図版27点、表組72点、カラー写真304点、モノクロ写真15点