「バンブー」の歌詞の最後に涙してしまった。
★★★★★
私がこの曲を知ったのは,通勤途中のFM J-wave,発売前のオンエアを聴いたときでした。
80年代に20代をすごした私には,
「最近の曲は,(ラップの影響を受けすぎたのだろうか)リズムだけで,メロディーが貧相なものが多い」
と思っていました。
そんななか,突如,カーラジオから流れて来たのが,この「バンブー」でした。
それを聴くまで,私は「たむらぱん」という名前さえも知りませんでした。
まず,そのメロディーに引きつけられ,よく聴いてみると,歌詞も素晴らしい。
他の方もレビューに書かれているとおり,
”頑(かたく)なすぎたら,折れてしまうよ”
”世の中いろんなことあるけど,バンブー(竹)のように,しなやかに生きよう。”
”今の自分を愛して信じて進め。”
と歌っています。
楽しくも優しいメロディー,そして含蓄のあるメッセージ。
彼女のあふれる才能を感じます。
それだけに,つまり,才能が豊かなだけに,
”出る杭は打たれ”,
”足を引っ張られ”,
”理不尽な思いを沢山してきた”
であろうことは,容易に推察できます。
だから,彼女のメッセージは,本当に心に響きました。
恥ずかしいですけど,私は「バンブー」の最後の言葉を聴くたびに,いつも涙してしまうのです。
「バンブー」を聴くためだけに,このCDを買っても,価格以上の値打ちがあると思います。
僕の山は日本一〜〜!!
★★★★★
たむらぱんの4thシングル。すっかり女性ソロアーティストとしての地位が確立しましたね。
「ブタベスト」の頃に知ったのですが、やはり彼女の持つ大衆性・ポップ性・個性の絶妙なバランスは凄まじいものがありますね。
「バンブー」はまさにたむらぱんの魅力の真骨頂とも言える、ドスンとかつジワジワと心に届く応援歌となっています。
頑なではなく"竹のようなしなやかな強さをもって生きよう"というメッセージも実に彼女らしいのですが、
個人的にそれ以上に感じる彼女の良さ・強みは「人生を巨視的にも微視的にも見れる」こと。
そして「現実を直視し受け入れたうえで強く生きていこうとする姿勢」だと思います。
今回はそういった彼女の能力が如実に詞に表れていますね。
1番では一般的な仕事人間の一日を、2番では自伝的な内容を。
「扉の向こうがどこまでも続いちゃ困る」ことも冷静に認識している。
そのうえで繰り出される背中押す言葉の数々が、メロディアスで感動的な曲調と上手くマッチしていると言えるでしょう。
特にラストのドラムが加速してからは自然と元気が出てくるような躍動感が湧いてきますね。
一方「マウンテン」は「ちょうどいいとこにいたい」以上にぶっ飛んだ不真面目な大真面目ソング。
(いや、大真面目な不真面目ソングだろうか…。)
もちろん確かなメッセージ性を含んでいながら、言葉遊びや語感を重視させた詞、
ハイテンションで予測不能なポップメロディー、
それでいて聴き終わった後にどこか感動を覚えてしまうのがたむらぱんマジック。
3曲ともそれぞれカラーが違いながらも、全てにおいて彼女の力量と魅力を感じられるのは流石といったところですね。
た〜けるとのぞみ〜!
★★★★☆
皆さんCMのイメージだけじゃないですか?
聴くと元気になる曲に仕上がってます。
イイね
★★★★★
夏フェスで観てすっかりファンになってしまった。
バラエティにとんだ3曲、すべて気に入った
なかでも[バンブー]は「何年か前の僕だな」と思った。
ホントにイイね
聞かず嫌いは勿体ないですよ!
★★★★★
今作の発売を記念して行われたIn store liveを観てきたのですが、生で聞いて改めて歌唱力や表現力の高さに惚れ惚れしました。某CMのお陰で名前はけっこう知られるようになったと思いますが、反面CMのインパクトが強い為に変な固定観念を持たれる事になってはいないかと心配です。これだけの才能の持ち主が埋もれてしまうのは勿体ないです。もっと才能に比例して売れるべきだと思いますが、残念ながらバラエティー番組の企画ユニットや、歌唱力の無いアイドルなどがヒットチャートの上位を占める有様です。今作は、3曲とも全く異なるスタイルの曲が収録されて居りますので、まだたむらぱんの音楽に触れた事の無い方がいらっしゃったら、是非入門編として聞いてみてください。