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弾痕 [DVD]

価格: ¥4,725
カテゴリ: DVD
ブランド: 東宝
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ここまで ★★★★★
加山さん主演のニューアクション第二弾。個人的好みからすると許せるのはここまでです。
次作『豹<ジャガー>は走った』は、プロットは悪くないが出来あがったものはどうも物足りない。
やはり銃器が電着主流に戻ってしまったのが痛いのだと思う。

本作も国本氏が離れてしまい、電着銃が目立って復活。それでもM1カービン(豊和かもしれない)や、MP40、M1911A1(?)が
動いているのを見れるのはガンファンとしてはうれしい所。なぜか一発撃って1911がホールドオープンするのには首をかしげるが…。
同年の殺し屋物『裸の銃弾』の方が1911は元気に動いているので扱いはともかくとしてそこだけ見たいと言う方は、
そっちをお勧めします。ピンク映画なのでエロシーンが多いですが内容は結構面白いですし…と脇道にそれましたね。

フレンチノワール等を見て、静寂に心地よい気だるさを感じるって方は結構楽しめると思います。
監督森谷司郎さんの演出も場面によってはスタイリッシュに決まっていて見ごたえあり。
加山さん主演の東宝ニューアクションはここまではお勧めします。
これ以降の作品に関しては期待して鑑賞すると痛い目見ると思いますよ、単に私と相性が悪いだけかもしれませんが…。
肝心のところでズッコケル。 ★★☆☆☆
若大将加山雄三がまるで宍戸譲かちゅうスナイパー役。
ハリウッドB級ノワール発日活&ヌーベルバーグ経由の東宝スパイアクションはこのあと再びアメリカでコメディアンにずだずだに編集されて別の映画にもなっちゃうよ(まあそれは別の東宝作品だが)。つまり映画と共に世界は回るわけやけやねんけど残念ながらこの一本の最大のミステークは、死人の視線の先をテーマにしながら肝心要のところで目を閉じてしまうこと。制作費や製作日数を絞るのは仕方が無いが、テーマまで絞っちゃったら見るトコ殆どナイアルヨ。
言わばクセになる映画 ★★★★☆
「監督:森谷司郎 脚本:永原秀一 音楽:武満徹」という布陣を見て、なんだか不思議な組み合わせだなぁ、と思い、名画座へ足を運んで観て、やっぱり不思議な映画だなぁと思い、それ以来、妙に好きになった。
社会背景には安保闘争があり、高石友也は『死んだ男の残したものは』を熱唱し、過激派は米軍基地襲撃を企てるが失敗して死んでいく。
そうした、社会情勢の混迷の中では、プロの殺し屋である主人公もまた、殺人機械には徹しきれず、組織を裏切ろうする。
結末に待っているのは、死。
加山雄三でも、こんな屈折した役をやるんだなぁという意外性に驚く反面、単なるアクションではないが社会派と言うほどでもないストーリー展開が微妙で、脚本と演出が噛み合っていないような気もする。
そこがクセになると言えばなる(岸田森の登場場面は本当にクセになる凄さ)作品である。