就活スタンス: 内定の極意は~必要なら必要とされること~ (サインキャリアデザイン研究所)
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「売り手市場」という言葉が多くのマスコミによって報道され、逆に大手企業への就職はリーマンショック直後に並ぶ狭き門となった就職活動。
それは大手企業への志望学生が殺到し競争が激化したことが背景でした。
そこにあったのは売り手市場への安心感なのか?大手に求める安定なのか?
そんななかで結果を左右したのは、にわか覚えのテクニックではなく、それぞれの根っこにある「スタンス」の差であり、それは社会のステージに臨む意識と姿勢の差だといえます。
もう誰も自分の手を引いてくれない就職活動。
企業が学生のためではなく自社の存亡をかけて行う採用活動。
企業が待つ社会のステージで躓きながらも、決してそこから逃げず、何度も立ち上がって就職への道を切り拓いた先輩たちにあったものは何か?
本書では就職活動の本質と様々な選考場面での大切なスタンスを取り上げながら、超短期戦といわれる就職活動を勝ち抜くポイントを解説していきます。
【目次】
◆就活スタンス
・社会のステージに乗り込む就職活動
・会社という集団に入るために独りに戻るということ
・夢や目標はいつでも見つけられる
・仕事の価値
・選ぶのは自分目線。選ばれるのは相手目線
・合格だけど不合格?相対評価の就職活動
・初対面の経験がもたらす気づきと成長
◆業界・企業研究のスタンス
・知るのではなく考えるのが業界・企業研究
・大局を知る。業界・企業研究の差を生むもの
◆エントリーシートのスタンス
・入社後の仕事にまでつなげる自己PRの強さ
・志望動機で知りたいのは当社ではなく学生のこと
◆面接のスタンス
・笑顔は最もシンプルで最強の人間関係能力
・本当のコミュニケーション能力とは?
・面接官はお客様(売り手と買い手の関係性)
・学生の考え方を知る未来の質問
・考える力のベースになる「知っている」ということ
◆グループディスカッションのスタンス
・意見が浮かばないから諦める?沈黙からの脱出
【著者プロフィール】
篠原功治(しのはら こうじ)
大学卒業後、株式会社日本ブレーンセンター(現エン・ジャパン株式会社)に入社。中途・新卒・アルバイト採用の企業営業活動、営業部門マネジメント業務を歴任。兼任業務として自社新入社員教育を担当。2003年より学生向け就職サイトリリースに伴い、大学広報・学生支援担当部門を立ち上げ、大学に対する就職支援サポート、学生向け就職ガイダンスの企画・実施などを行う。2009年独立。学生・若年者を対象としたキャリア支援活動を事業とするサインキャリアデザイン研究所を立ち上げる。
著書「キャリコンの力」(共著:パレード社)
CDA取得キャリアカウンセラー
現在、広島工業大学、安田女子大学、高知県立大学、神戸大学、甲南大学、追手門学院大学、大阪情報コンピュータ専門学校、大阪府庁ほかでキャリアデザイン科目、就職支援講義、キャリア研修などを担当。