フェンダーが1980年代にこのワイヤリングを使い始めたことから、1950年代のものに対抗して「モダン」と呼ばれています。初期のストラトにはマスターボリュームコントロール、ネックピックアップ用トーンコントロール、ミドルピックアップ用トーンコントロールがあります。2つのリズム設定 (ネックとミドルピックアップ) をあらかじめ調整することを想定しているため、リード設定 (ブリッジピックアップ) は調整不要ですが最高音域を出せるように広く開ける必要があるため、ブリッジピックアップ用のトーンコントロールはありません。初期の頃、フェンダーでは5段階スイッチを製作していませんでした。そのため、1954年から1977年のすべてのストラトは3段階スイッチです。
後に、フェンダーは演奏者のニーズに応えるためにワイヤリングに変化を加えました。ブリッジピックアップをボトムトーンコントロールに付けたのは、音域の転落を可能にするピックアップがあるとしたらブリッジピックアップだと考えていた多くの演奏者にとって当然のことでした。トーンコントロールのコンデンサーの値は.022?μFに変えられ、トーンコントロールはより重いコンデンサーが使われていた頃に比べてトーンのシフトが小さくなりました (元祖ストラトは1?μFコンデンサーで、トーンコントロールを調整する際に非常に大きなトーンシフトが発生していました。これは1960年代初めに.047?μFに変更されました)。
• (1) コンデンサー, .022?μF オレンジドロップ