小学唱歌集
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日本最初の学校教育用唱歌集『小学唱歌集』!
西洋にならった音楽教育の開始にあたり、文部省に音楽取調掛がたちあげられ、日本在来の音楽と西洋の音楽を折衷した「国民音楽」を作りあげる事を意図してこの唱歌集が明治14-17年(1881-1884)にかけて三冊にまとめられた。中心人物は伊沢修二(1851-1917)。
その三冊を合冊して出版。
今でも歌われている唱歌のいくつかがここで誕生した。
原本は楽譜のページが先にあり歌詞だけのページが後にきていたがまぎらわしいので順番をいれかえた。
明治14-17年(1881-84)刊の国会図書館所蔵本を画像のまま復刻
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初編
- 緒言 井澤修二
- 音階練習
- 1 かをれ
- 2 春山 はるやま
- 3 あがれ
- 4 いはへ
- 5 千代に ちよに
- 6 和歌の浦 わかのうら
- 7 春は花見
- 8 鶯 うぐいす
- 9 野邊 のべ
- 10 春風 はるかぜ
- 11 櫻紅葉 さくらもみじ
- 12 花さく春
- 13 見わたせば
- 14 杉の木蔭 すぎのこかげ
- 15 春のやよひ
- 16 わが日の本
- 17 蝶々
- 18 うつくしき
- 19 閨の板戸 ねやのいたど
- 20 螢 ほたる
- 21 若紫 わかむらさき
- 22 ねむれよ子
- 23 君が代
- 24 思ひいづれば
- 25 薫りに志らるる かをりにしらるる
- 26 隅田川
- 27 富士山 ふじのやま
- 28 おぼろ
- 29 雨露 あめつゆ
- 30 玉の宮居 たまのみやゐ
- 31 大和撫子 やまとなでしこ
- 32 五常の歌 ごじょうのうた
- 33 五倫の歌 ごりんのうた
- 奥付
第二編
- 目次
- 拍名表
- 34 鳥の聲 とりのこゑ
- 35 霞か雲か かすみかくもか
- 36 年たつけさ
- 37 かすめる空
- 38 燕 つばめ
- 39 鏡なす
- 40 岩もる水
- 41 岸の櫻 きしのさくら
- 42 遊獵
- 43 みたにの奥
- 44 皇御國 すめらみくに
- 45 榮行く御代 さかゆくみよ
- 46 五日の風
- 47 天津日嗣
- 48 太平の曲
- 49 みてらの鐘の音
- 奥付
第三編
- 目次
- 50 やよ御民 やよみたみ
- 51 春の夜
- 52 なみ風
- 53 あふげば尊し
- 54 雲
- 55 寧樂の都 ならのみやこ
- 56 才女
- 57 母のおもひ
- 58 めぐれる車
- 59 墳墓 ふんぼ
- 60 秋の夕暮
- 61 古戰塲 こせんじやう
- 62 秋艸 あきくさ
- 63 富士筑波
- 64 園生の梅 そのふのうめ
- 65 橘 たちばな
- 66 四季の月
- 67 白蓮白菊
- 68 學び まなび
- 69 小枝 さえだ
- 70 船子 ふなこ
- 71 鷹狩 たかがり
- 72 小船 をぶね
- 73 誠は人の道 まことはひとのみち
- 74 千里のみち ちさとのみち
- 75 春の野
- 76 瑞穂 みづほ
- 77 楽しわれ
- 78 菊 きく
- 79 忠臣
- 80 千草の花
- 81 きのふけふ
- 82 頭の雪 かしらのゆき
- 83 さけ花よ
- 84 高嶺 たかね
- 85 四の時
- 86 花月 かげつ
- 87 治る御代 おさまるみよ
- 88 祝へ吾君を いはへわがきみを
- 89 花鳥 はなとり
- 90 心は玉
- 91 招魂祭 せうこんさい
- 奥付