最遊記の中では比較的触れられる機会の多い、各キャラクターの過去話に絡んだストーリーですが、おまけのキャストトークでも語られているように、それだけ欠くことのできない印象的な物語というだけあって、前作同様、原作に忠実に、とても丁寧に作られています。
演技然り、音響然り、2次元で馴染んでいた世界のイメージが、音声化することによって、より豊かに広がる贅沢な一枚だと思います。
主要4人物それぞれに聴かせどころがあり、原作をご存知の方も、そうでない方にもオススメです。